おもてなし

野口具秋です。

新宿で集合はいいのだけれど氷雨のような冷たい雨が降り続いていました。コンクリートから伝わる冷気はやはり真冬でした。これから訪問する水上印刷・多磨工場に私たちを車で案内してくれるのです。多摩工場は中央道八王子インターのまだ先です。車窓はいつの間に雪混じりに変わっています。

本格的な雪に変わった工場の玄関には従業員の面々が勢ぞろいして迎えてくれました。天井までガラス張りで明るく綺麗でありながら防犯、防虫・防塵の厳重な2重のドアーを通り抜け会議室に案内されました。そこでスイーツと一緒に熱いコーヒーで歓迎を受け、水上光啓社長以下、幹部の短時間でメリハリのある声と説明で会社概要を聞かせてもらいました。

特に社長の印刷業界に対する熱い思いは業界の重鎮の要職にあるとはいえ、初めての業界を理解するには十分でありました。ほとんど人の姿が見えない工場内は明るく綺麗で清潔感の漂う、かつて3K職場の代表と思っていたので2度ビックリ。騒音のない大きな機会が据えてあります。高度な技術を誇り、世界一の製品が2つもあるのです。未来工場です。

簡単な昼食を用意するといわれており、そこまでもと感謝しつつ、恐る恐るお弁当の包みを開くとあまりの豪華なお弁当に3度目びっくり。「野口」の名前が呼ばれて4度目のびっくり。大きなお土産の紙袋を手渡されました。各自の名が印刷された可愛い飲みもの用ポットに写真があり、よく見ると写真の中のいたる処に私の名前があるではないですか。またカレンダーにも、本当にオリジナルカレンダーです。一生もの、永久保存版です。

自宅に持ち帰り一人でジックリ眺めると、ここまでしていただけたと感動がこみ上げてきます。

素敵な会社案内とこれまた捨てるに忍びないケースに詰めたワインまでいただきました。

ワイフは大喜び、早速自分のものにすると宣言。綺麗な印刷にNoguchi のタイトルが刻まれている。道路標示の刻字はプレスリーやビートルズのように街路に名を残した有名人になった気分です。汚したり破ったりしないように何時までも残しておきたいものです。

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