新卒の企業選択価値観が変わった

月曜担当の小林です。
4月22日に日本生産性本部から、「2009年度 新入社員意識調査」が発表されました。
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/mdd/activity000914/attached.pdf

ここのところ新卒の安定志向が強まってきていましたが、さらにくっきり明確になる結果となりました。
「一生勤めたい」と考えている学生は2000年の20.5%から右肩上がりで55.2%となんと25ポイント以上も増加しました。前年比でも一気に+8.1 ポイントとなっており、明らかに若者の勤労価値観が劇的に変化しているということがわかります。

これは、若者が気概がなくなったということでは決してありません。
「自分には仕事を通じてかなえたい『夢』がある」とする回答が4年連続で増加し、過去最高の71.6%と初の70%超えを記録しているからです。

「日本でいちばん大切にしたい会社」がベストセラーになり、人を大切にする会社が素晴らしい経営をしているということが世の中に知らしめられ、そんな会社で働きたいという若者が増えてきている傾向だと分析出来るのではないでしょうか。

経営者は、これから良い人財に来てもらうためには、このことを十二分に意識しておかなければなりません。やりがいのある会社、そこで働く社員のモチベーションが高いのか、有能な若者はここにフォーカスしてますます企業を選択してくるようになるからです。

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