日本の経営者へ

坂本教授はじめ坂本ゼミの皆様”
無事に韓国農業視察を終えられて、お元気な、お顔で帰られる事をお祈りしています。
 さて、今日は一人パソコンに向かって、思いがままを述べてみたいと思います。
院生になり坂本教授の薫陶を得ながら、全国各地の優秀企業を視察させていただいていますが、
 ふと、疑問を持つことが多くなりました。
それは注目を浴びている事業家の経営方針が、素晴らしく快い反面、
 何か間違っているのではないか?  との思いが湧き立つからです。
最大の疑問は採用の件です。
 殆んどの優秀企業が新卒者のみしか採用しない点です。
果たして、それで善いのでしょうか?
人生には山あり谷ありがあって当たり前です。
一度の就職が間違っていたのではないかと、転職を考えたり、思わぬことで
 挫折したりすることがあるからこそ、人間は成長するのではないでしょうか?
私の事務所の職員は約50%が中途採用者です。組織のトップは私(創業者)
 以外は各グループ全員が中途採用者です。
 それでも今日まで45年間、私を支え、殆んど増収増益で来てくれました。
私の事務所から育った税理士、社労士、実業家は15人以上もおります。
中には、もう20名も職員を雇用している人もいます、自社ビルを持っている人が三人もいます。
 15人以上もの優秀な職員が独立、起業してくれたたことを誇りに思っています。
彼らが飛び立つて行ったその後、それでも、残った職員で、留守勝ちな
、私の居ない事務所を維持、発展させ、ここまで来てくれました。
 県内トップの事務所として、、、、、私の我儘を通してくれています。感謝”感謝”の日々です。
それは経験豊富な体験、知識が職員に有ったからではないかと思われます。
 新卒だけでの採用は、創業者の理念経営を浸透させるには容易であろうとは思いますが、
日本全体から考えると、大変なマイナスであると思います。
 今、日本は空前のピンチに陥る直前であります。日本自体も、地方も、、、、、。
其れゆえ、国を挙げての地域活性化が叫ばれているのではないでしょうか?
 坂本教授に教えていただいているのも、これから何とかして、地域を活性化させよう、
起業家を育て上げようとの熱い思いがあるからだと信じています。
 日本の経営者の皆さん”敗者復活の出来るような企業風土を作ろうではありませんか”
それが出来ないような日本の経営風土では、いずれ日本経済は沈没するでありましょう。
 まだまだ、言い足らないことばかりですが、今日はこの辺で終わります。
それでは、皆さん”
次週までご機嫌よう

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「日本の経営者へ」への1件のフィードバック

  1. 内山様
    初めてコメントさせて頂きます。坂本様の著書がキッカケでこちら
    のブログをROMさせて頂いています。今回のレポートは本当に
    実感する点が大いにあり、コメントさせて頂きました。
    >最大の疑問は採用の件
    おっしゃっていらしゃる企業様のことは私には分かりかねますが、
    私の求職でも人事関係の方と話すと就職に向けた心が折れる事
    が多々あります。
    私は今年の始めにリストラにあい現在求職中です。年齢もアラ
    フォー男性で、採用が新卒者偏重の企業も多いですが、数少ない
    中途採用企業の人事の方と電話等で話し始めると、長く勤めてもら
    いたいから等、いかにも最もらしい!?お断りコメントを頂く事が多々
    あります。実際、ある調査では新卒で入社した人でも30%は3年以内
    に辞めるという事実を無視!?している様でげんなりしてしまう今日
    この頃です。(すっかり愚痴コメントになり済みません)
    みなさまの為になる企業訪問レポート楽しみにしています。
    季節の変わり目ですが、体調を崩さない様にお気を付け下さい。