社会起業家

 水曜担当の鈴木(良)です。

 静岡では、このところ高温多湿の本格的な夏が戻り、不快指数もどんどん上昇していますが皆さんのところはいかがですか。昨日は、庭の雑草取りを行ったのですが、半分で会えなくダウン、かがみ姿勢がたたって朝から腰が痛い状態です。

 さて、7日(日)ゼミ研究生で社会起業大学学長の中村さんからのお誘いもあり、同大学「ソーシャルビジネスグランプリ 2011夏」に参加しました。会場の有楽町朝日ホールは500名近い人が集まり大盛況でした。
基調講演では同大学名誉学長の田坂広志氏が「新しい生き方・働き方としての社会起業家―誰もが社会起業家になる時代」のテーマで話をされました。そのなかで、「社会起業家」の従来の定義、―営利追求を目的とせず、社会貢献を目的として、環境や教育、医療や福祉などの分野で。ソーシャル・ベンチャーやNPOを設立して活動する起業家―に疑問を投げかけ、新たな定義を提案されました。
 それは、営利、非営利の枠を超え、設立母体、対象分野にとらわれず、「社会貢献」や「社会変革」の志を持ち、「現在の事業の革新」や「新しい事業の創造」を通じて「良き社会」を実現しようと行動する人々だと氏は語ります。つまり、社会起業家とは特別なものではなく、現在の仕事のなかで、志ひとつで出来るのです。
 引き続き、同大学3期生の代表6名によるプレゼンを聴講しました。テーマは、高齢者の活用、心のサービス、環境、福祉、地域活性化など様々で、発表者も20~30代の若者で占められましたが、1人60歳の新川氏の元気あふれるプレゼンには魅了されました。
 テーマは、「高・介併進策 かい援隊百万人構想」で、介護分野の圧倒的人手不足(2025年に百万人)の解決を図るため、元気高齢者を導入し、高齢者の就職支援と介護人手不足の双方を解決しようとするビジネスプランでした。自分と同世代の人間であり、興味深く聞きました。
 後の審査発表会では、見事グランプリを受賞されました。おめでとうございます。今後具体的にビジネス展開を図るには、いくつもの難関が控えているでしょうが、大手生保時代の人材育成に携わった経験と幅広い人脈を活用しきっと成功させてくれるでしょう。
 新たに起業することだけではなく、各人の仕事の領域で志を持った「社会起業家」がたくさん生まれ、この国を良くすることを願ってやみません。

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