ははおや

野口具秋です。

スカットミサイルが寸分違わず目標に命中した気分です。
自宅から大阪・吹田の「旬材」に一発で到着。
約束の時間まで1時間あります。秋空の公園で待ちます。
わずかに紅葉した木が高くそびえます。
数十年ぶりに赤いブランコを揺らしました。
石作りのベンチが冷たかっただけなのですが。

予定を越え2時間も取材が続きました。
最後に宮古で壊滅的な被害を受けた
ワイフのいとこの窮状をお話したら、
快く助けになりましょうと約束してくれました。
新井さんと1時間ほどドーナツとコーヒーで過ごす。
串揚げで一杯は次にして別れます。
岸和田の母親に急いで向かいます。

実家は夕暮れにぽつんと佇むが、
明かりとともに母親が現れます。
月初めは、弟が北海道から現れ、数日間を過ごしました。
心つくしの手料理が並び、ビール、お酒、
そしてワインと2人で飲み干します。
弟のお酒はサイズが大きいと笑っています。
耳は少し遠くなったが、
今でも毎月「文芸春秋」を愛読する母親です。

「来年はどうなるか…いつまでここにいられるか…」が口癖です。
そう言い続けて何年が経過したのでしょうか。
今年も「ろうけつ染め」の作品を完成させ市民展に出品しました。
二日後は娘と亡父の妹が来て京都まで出かけます。
とことん好奇心と物見遊山が大好きな
6年前に病魔を退散させた女鉄人なのです。

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