社員は家族

 水曜担当の鈴木(良)です。

 3日に下田で開催された第10回伊豆下田元気塾に参加しました。今回は「心の時代の感動サービス」がテーマです。坂本先生による基調講演、パネラーとして参加したゼミ生の平松さん、小林さん、藤井さんの感動発表がなされ、会場は感動の渦に巻き込まれました。
 
 そのなかで、地元パネラーとして参加された、伊豆北川温泉の旅館「望水」の近藤社長のお話の一端を紹介します。「望水」は、訪れたお客様の「想いでつくり」のお手伝いをすることを使命としています。

 そのために、社員の名刺にも工夫が凝らされています。名刺の表はごく普通の名刺と変わりありませんが、裏に本人の写真がモノトーンの色調で刷り込まれています。この写真は、単なる写真ではありません。近藤社長の要請で、社員一人ひとりが今までの人生の中で最も感動した場面の写真を入れるようにしたのです。

 この写真入りの名刺で社員同士が名刺交換をします。するとお互いに自分の感動場面を説明することによって、思い出話に花が咲き、コミュニケーションが深まります。

 元気塾の会場でも、紹介された写真を別の社員があたかも本人のように説明する場面を見て、正直驚くとともに感動がこみ上げてきました。

 まさに、「望水」の社員は家族の絆で結ばれているのです。この絆があるからこそ、訪れたお客様に特別な想い出を約束できるのかもしれません。

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