歴史から学ぶ

歴史とは過去と現在の対話であると謂われている。
今から丁度100年前、正確にいうと
1912:4:15日午前2:20分、かの有名な
タイタニック号事件が起こった。
乗組員、船客合わせて1523名死亡といわれる
当時、世界最悪の大悲劇が起きたのである。
この海難事故は様々な謎が感じられる。
それはさて置き、この事故は安全安心の
前提で船出した当時、世界最大豪華客船であった。
姉妹船(オリンピック)が建造された時、
造船界の権威である技術雑誌(Shipbuider)
が特別号を出し「事実上不沈」と書いた。
権威が太鼓判を押したのである。
オリンピック号を上回る豪華大型客船である。
誰もが絶対沈まないと信じ込んでしまった。
 まるで福島の原発事故と同じような
ものを感じてしまうのである。
歴史から学ぶことは多い。
犠牲者は常に為政者、経営者では無い。
想定外を国民、社員に押し付ける
政治家、経営者を見ると憤慨に堪えない。
我等、坂本教授は経営者の視点を変えようと
日夜粉骨砕身の努力を続けている。
教授を慕う人達も増えてきている。
早く日本中がそうなって欲しいと
願っている坂本ゼミが明日から始まる。
どんな仲間が増えているのか会うのが
楽しみである。

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