川南の復興のシンボルとして、実現できることを願うリーダーたち

週末土曜日担当、佐藤浩司です。
今週から授業も始まり、今日から新年度のゼミも始まります。楽しみです。

私の地元は、宮崎県(中央部)児湯郡にある川南町です。最近では、「軽トラ市」がメディアにも出てきて嬉しい限りです。しかし、一方では、地元で廃業になる会社もあるのも事実です。

私も知らなかったのですが地元のシュゾウメーカー「都の泉酒造」が廃業したこと・・・。地元の焼酎会社で、頑張っていると聞いていたのでしたが・・・。

地元愛の強い私は、(まったく予期していなかったが)ある方の1言で、スイッチが入りました・・・。

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「2009年をもって廃業となった都の泉酒造。川南の復興のシンボルとしてどうにか復活させたいなと思ってるんですが・・・。」まだ杜氏の太左衛門氏はご存命です。この伝統を受け継ぐには今しかないのかなと。
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また、地元にいる若手でがんばっているリーダーが以下のような話をした。

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昨日の座談会で、川南は、「多様性」と「相手を受け入れる(受容性)」という部分が特徴なんだという話でした。なんでもあるし、なんでもやってしまうことが「弱み」だと思っていたことが、受容性を併せ持つことでとんでもなく強みになってくるのではないのかと思います。
都の泉は私たちが子供の頃は臭くてよくあんなもの大人は飲めるよなとか思いながらも、大人になったらそれを求める。そして、なくなって初めてその大切さを考えるようになったと思います。「なつかしい未来へ」という言葉(岩手県の田村社長の言葉)が昨日も出ましたが、ふるさとを大切に思う気持ちをあらわす象徴が「都の泉」ではないのかなとおもいます。また、多様な素材、食材を結びつける、そして人を結びつけるものも、この「都の泉」じゃないのかなと思います。
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こういった議論は、興味深い、メンバーがふるさと(地元)をいかに愛しているか?心から、復興したい(させたい)と考えているメンバー、そして、それに賛同できるメンバーが集まって、盛り上がって、議論も昇華されてきて、アイデアも作戦も、実行するやる気も沸いてくる。そして、何かくじけそうになっても結束できる「都の泉」というシンボルもある・・・。

次は、メンバーが集まって呑み議論と交流を深める。そして、正に打合せをする。

この仕事は、使命感、ワクワク感があるか?

全国では、こういった事例がいくつもあると思いますが、本大学院は、「地域づくり」を実務で行い、足で稼ぎ、新しい理論を作る。という使命もあるし、私自身も勉強できる。

連絡とりあい、志高きメンバーと会う機会を作って、プロジェクトメンバーに選ばれるようになろう!

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