季節のくだもの

野口具秋です。

大阪・岸和田で一人住まいをしている母から
今年も大きな桃が送られてきました。
帰宅してきたワイフが早速かぶりつきます。
赤く熟した桃は初夏の香りと母の健在さです。
果汁たっぷりな甘さが口内に広がります。
秋に実家で取れる柿とミカンの便りと並び
母からの嬉しい恒例のプレゼントです。

山形に勤務する息子から、さくらんぼが送られてきました。
赤く熟れ切った佐藤錦は、昨年より甘く感動的な美味しさです。
高価な食材であるゆえ稀少さも募ります。
数を数えながら食べてしまいます。
福島市内で、厳重にネットで防御された光景を思い出します。

静岡のミカンの季節は枝もたわわに熟したミカンは
黄金色に輝いています。
爽やかな秋の風に喉が渇いて誰もいないのを確かめ、
大きなミカンを2~3つもいで喉の渇きを癒します。
豪快に口にほお張り、涼風に揺れるミカン畑には
誰もおらず、自然な風景が心地良かった。

奥会津、収穫の終わったリンゴ園は
早い木枯らしに揺れていました。
ぽつんと残った真っ赤なリンゴが揺れています。
季節の変わりを知らされます。
果物が大好物なワイフは、食卓を季節の果物で賑わしてくれます。
桃、さくらんぼ、旬の果物が2人だけの食卓の団欒を
楽しくしてくれるのかもしれません。

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