地域経済を潤すのは「派手婚」

みなさんこんにちは、水曜日担当の宇佐美です。        
 さて、今日の話はあるドラマで全国区となりました、名古屋嫁入り物語ではないんですが、今日は名古屋の派手な結婚式がどの位の経済効果があるのかというお話です。

実はこのネタは今朝のNHKのニュース番組から取り上げました。  1515兆円、この数字何だか分かりますか?
これは、日本人の金融資産の総額との事でこれを如何に消費に回し、活性化させて行く事が大事との事。  
ゼクシィトレンド調査2012調べでは、結婚式の件数は年々減っているが、結婚式に掛ける費用は増えており、今年の平均で約344万円だそうです。

地元の地方銀行のシンクタンク、共立総合研究所の発表では、「派手婚」の定義は1組結婚式に使う費用が600万円以上で昨年、愛知県だけでも約1300組あったとの事。「派手婚」マネーの経済効果を試算した所、368億円でこれは日本一となった中日ドラゴンズの経済効果の約2倍だそうである。

経済効果としての項目は勿論挙式は大人数、指輪、家具、新生活の為の諸々の物などである。
よってこれがどんな影響を与えるのかと言えば

①雇用拡大 200人以上の挙式にはサービス、調理、カメラマン、演奏者など約100名のスタッフも必要と考える。

②名古屋の場合、結婚式に向かう前に自宅前ででお菓子をばら巻く、(多くの人に祝ってほしい為)

 という事で地元産業の活性化にもつながる。 
        

と言う事でこの「派手婚」を支援しているのが、シニア層の出費。 

要するにシニア層の貯金を減らし、どう消費へ回せるかが経済回復の鍵です。
そのキーワードが「祝祭」だと感じます。

ブライダルビジネスは今後、明るいのかも知れないですね。

  M1 宇佐美

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