ソーシャルインクルージョンを構築し、ブレない38才のリーダー 1/2

皆様 こんにちは。 佐藤浩司です。

私の障がい者雇用関連で熱い仲間の久保氏より、
ご紹介頂いた(また、念願でもあった)
埼玉県熊谷市にある埼玉福興株式会社へ
11月16日金曜日へ視察に行って来ました。

ソーシャルインクルージョンとは、「社会的包容力」、
「社会的包摂」などと訳され、障害者らを社会から
隔離排除するのではなく、社会の中で共に助け合って
生きていこうという考え方です。その考え方や信念を貫き、
率いて実践している38才リーダーが新井利昌氏です。

新井社長は、とてもおだやかな方なのですが、言葉の
端々に熱いものを感じます。特に障がい者の生活を
含めた一生涯面倒を見る。そして、警察で捕まった方、
犯罪を犯した方や認知症の方の受け入れも寮生活を
行うことで実行する。といったの時の語りは、その想い
並々ならぬ決意を感じます。

 *寮生活は、NPO法人グループファームにて運営

その原体験をお聞きましたがご両親のご商売の中で、
障がい者の方が寮を行き来し、普通の生活の中で、
障がい者の方と触れ合っていたことが今、自然と
接することができている、また、福祉経験者でないことが
大きいのはないかとのことです。

また、新井リーダーは、全重協の常務理事の公職も
http://www.zenjukyo.or.jp/about/organization.html
行なっていらっしゃり、自社の経営だけではなく、
障がい者雇用促進及び職場定着の推進を図るためにも
ご尽力されています。

埼玉福興で働く方は、17才から70歳代までの障がい者、
ニート、犯罪者と様々な方がいるため、基本な考え方は、
「人に仕事を合わせる」。そのために年齢層や能力の
違うスタッフに何ができるか?を常に仕事考え実践していく、
試行錯誤して行きながらも経営環境に合わせ、進化していく。
それが基本的な考え方の企業ではないかと思います。

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