気持ちづくり

M1増田です。
追いコンから帰ってきました。

日は変わりましたが、ブログUPさせていただきます。

先月22日に、自閉症児と健常児の統合教育をしている私立武蔵野東小学校を
訪問しました。

このご縁は、コヴィージャパン(7つの習慣)の小林さんと相田さんが紹介して下さってもので、
お忙しい中、お二人も同行してくださいました。

武蔵野東小学校は、1学年5クラスで、35人の健常児2クラスと7~10名の自閉症児3クラスで
編成されています。

私たちが到着すると、教頭の市川先生が待って下さっていました。
学校を訪問して、先生が玄関で待って下さっていたのは初めてでした。

さて、真っ先に目に飛び込んできたのは、
スキーの板を担いだ3年生の体育の授業でした。 
体育は、担任の先生と体育専科の先生と二人で行うそうです。

もうすぐ、長野へスキー合宿へ行くそうで、そのための事前学習だと
教えていただきました。

事前学習をしていると、雪山に行った時にパニックになったりすることが少なく
事前に心構えができているので、インストラクターの方に褒められ
良いスタートを切り、ますます伸びる要素が多いのだそうです

このように「気持ちづくり」をすることが、武蔵野東小学校の教育の基盤にあるように
思いました。

自閉症の特徴のひとつ「変更が聞きにくい」「パニックになりやすい」ことを解消するために
この「気持ちづくり」をしておくと、驚きの量が減るという効果があるそうです。

また、高校では、バディという制度により
自閉症児を健常児が支援するそうです。初めて人(自閉症児)から必要とされることを
体感した健常児の心の教育への効果は、障害者雇用も同じだなぁ・・と
思わずにはいられませんでした。

このエピソード以外にも、武蔵野東小学校では、「心の教育」が実行され
健常児も自閉症児も、社会人になったときから逆算して「今」何をしなければならないかを
意識した教育を行っていることを実感させていただきました。

是非、4月からのゼミでは、是非、皆と一緒に、武蔵野東小学校を訪問させていただきたく
思いました。

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