ホリエモンの仮出所に思う

ホリエモンが仮出所しましたね。

仮出所後の記者会見の全文を読んでみました。

僕は彼のファンでもアンチでもなく、ニュートラルな立場で事の成り行きを見守っていたのですが、まあ以外に早かったなと思っていました。

全文を読んでみたところ、とてもまっとうなことを言っているなというのが正直な感想です。
坂本研究室としては、「出所者の再犯防止、社会復帰の手助けをしたい」と話していた以下のコメントにとても興味があります。

「更生保護法人」というのは、刑務所を出ても、身寄りが無かったりする方の保護をするところでして、社会に出ても、刑務所あがりということで、履歴書に空欄があると雇ってもらえなかったり、偏見を持たれたりすることがあるんです。そういう方の社会復帰を円滑にするための施設です。

私が刑務所に入って思ったのは、刑務所にいるひとたちは、極悪非道なひとたちでも、一風変わったひとたちでもなくて、普通のひとたちなんですよね。(中略)犯罪を犯した人たちの中で、私が介助をしてきたような、認知症の方や障害者の方が社会に戻ってくるというのは、より難しいと思うんですね。

私は普通のひとよりは発信力があると思いますんで、まずは、そういったひとたちがいらっしゃるということを、この場も含め、知って頂く活動をする。知って頂いて、少しでも経済的に余裕のある方は、そういった施設に寄付をするとか、気軽にできることから始めて頂く。

僕も数年前に宮城や八王子の刑務所を視察したことがあり、同じ話を現場から聞いたことがあります。
もしできるのであれば、研究室でもお手伝いできればなと思いますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です