おもてなし経営vol.5

【おもてなし経営vol.5】

~アンシェーヌ藍を訪れて~

金曜の午後店は入口に美しいグランドハープが置かれ、心がふわりと弾むような、あたたかい空間。

スタッフの「いらっしゃいませ」の言葉にも温かさがにじんでいます。

一歩入って思わず、こちらも笑顔になり、直感的に「あ、いいお店」と感じました。

こちらは障がい者の自立を支援する
就労継続支援事業B型施設。

障がい者20人が調理や接客、清掃を担当する全国的にも珍しいレストランです。

とはいえ、普通のレストランと同じく、おいしい料理とおもてなしで歓待してくれます。

今回は一緒に訪れた「中小企業論」を
学ぶ仲間とともに坂本光司先生の講話、
企業研究発表につづき、レストラン・アンシェーヌ藍を経営している竹ノ内睦子さんの話に聞き入りました。

障がい者のための藍工房を
立ち上げたこと、
ニューヨークやパリを舞台に
藍染めの良さを広めたこと。
そして、障がい者が働ける場として
このレストラン・アンシェーヌ藍を
開店し、安倍総理大臣もご家族で訪れ
感激なさったことなど熱く、
語ってくださいました。

竹ノ内さんの話を聞いていて
時に涙がこみ上げる場面もありましたが
障がい者もその家族も幸せにしたいという一貫した熱い思いに感動しました。

そんな素晴らしい話のスパイスも効いて
いい香りのする料理に舌鼓を打ちました。

レストラン・アンシェーヌ藍のような
障がい者が誇りを持って働ける、

本格的でおしゃれなお店が増えれば
誰もが幸せになれる気がします。

お土産に購入した焼き菓子もおいしく
今も余韻にひたっています。

M1. 福満景子

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「おもてなし経営vol.5」への1件のフィードバック

  1. 福満さん
    おはようございます!
    昨年、妻と一緒にアンシェーヌ藍さんに伺って昼食を頂きました。
    途中サプライズで身障者の方が来店している友人のお誕生日だということでハープ演奏してくれましたが、とっても感動的でした。
    社長さんのお話し、聞きたかったなぁ。