おもてなし経営vol.8

【おもてなし経営vol.8】

人に喜ばれる仕事をしよう

おもてなし経営の代名詞ともいうべき、

元リッツカールトンの日本支社長、高野登氏が

読まれてすぐに推薦文を書いたという本が、

WAVE出版より刊行された坂本光司先生の編著、

「人に喜ばれる仕事をしよう~

感動、感激、感謝される会社のつくり方」です。

表紙がさわやかで、思わず手に取って読みたくなる本です。

この本は産学共同研究プロジェクトとして、

法政大学大学院と、アイエヌジー生命保険株式会社が

2年がかりで、数千社のアンケート調査や

30数社のヒヤリング調査をした結果、

WAVE出版の多大なる協力を得て

10社に厳選して、感動のまま世に送り出したものです。

昨日はその出版記者会見が

法政大学大学院市ヶ谷キャンパスで開かれ、

企業研究に携わったメンバーが揃って

思いを新たにした日になりました。

坂本光司先生が開会のあいさつで、

「感動経営とは人をとことん大切にすること。

具体的には、

社内外の人々を感動・感激・感嘆させるような

世のため人のためになる慈愛に満ちた経営を

愚直一途に実践することです。

私たちはそんな企業を増やしたい」と話されました。

まさにその思いに賛同して集まったのが

この坂本光司研究室のメンバーたち。

年齢は20歳代から60歳代まで

経営者や公認会計士、税理士、議員や公務員まで

さまざまです。

今の心境を素直に告白すると、大学院に入って

無知を反省し、ゼロからの出発だと痛感したり、

気弱になりがちでした。

坂本先生とともに幸せな経営を広めようとする

先輩方の取り組みや功績がまぶしく思えています。

経営者や1人の人間として尊敬できる、

素晴らしい先輩ばかりで、自分の未熟さを反省しました。

しかも、企業研究や経営について無知なことが拍車をかけ

日々学ばせていただくことが多くて、

ただただ、必死に追いかけている状態です。

そして、追いかけても追いかけても、なかなか

追いつけず、足手まといになっている、

もどかしい状態から抜け出せない感じでした。

最近、ふと感じることは、

少し意味合いは違うかもしれませんが、ひょっとしたら

障がい者と健常者の違いに似ているのかも、ということです。

傍からはそんなに違うようには見えなくても、

本人は大きな隔たりを感じている。

だからこそ、何かを任されたら嬉しくなって、

必死に期待に応えようとするのかもしれません。

まさに、記者会見の司会を任せられた

私の心境が「役に立てるのなら、喜んで」とそんな感じでした。

アナウンスの経験がここで生かされて幸せだと思えるくらい、

ゼミのお役に立てることが何より嬉しいのです。

人はいくつになっても学び、修行し、成長できることを

実感しています。

きっと、私はここで大きく成長できる気がします。

話がすっかり横道にそれてしまいましたが、改めて

新しく刊行された「人に喜ばれる仕事をしよう」(WAVE出版)が

たくさんの人に愛される本になりますように。

M1 福満景子

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