坂本ゼミを選んだ理由

 新入生、M1、本田佳世子です。人財育成の仕事をしています。
 私が坂本光司教授を初めて存じ上げたのは、ひとり親雇用を応援するサイトの中、教授の講演会のお知らせでした。社会的弱者の雇用による救済を訴求されている方と認識しました。次に「日本でいちばん大切にしたい会社」等の著作から、人本経営という言葉を知り、それを具現化している数々の中小企業の事例に目を見張りました。特に印象的だったのが、石川県の旅館業・加賀屋さんのひとり親雇用の取組みでした。従業員の幸せと安心を図るため、敷地内に保育園付きの母子寮を建てる等の手厚い環境整備により、結果として、高いモラールを業績向上につなげている事例でした。ひとり親雇用効果の可能性を見た私は、それについて研究してみたいと思い入学しました。

 私の友人には、多くの頑張り屋さんのひとり親がいます。愛する子供のため、生き延びる雇用の道を模索し、人生を勇敢に闘っています。救済の光を照らす坂本教授のような存在は必要であり、希少であるがゆえにその活動をお守りすることが重要と思いました。ひとり親支援をしたいものの、いまだ形にできない微力な私でも、教授が照らす光の輪に参加し輪を大きくすることならできる。それは私の責任であり、使命であると思いました。

 教授の講義は信念と情熱にあふれる一方で、ジョークを飛ばし、雰囲気はのびやかな喜びと笑顔にあふれています。先輩や同期との楽しい交流の中で、経営や人生の箴言を頂戴したりもします。私の大学院生活は、人生の豊穣の海に船出した冒険であり、「神様の温情」と自分で名付けて、感謝しています。

 私の夢は、教授が7000社を超える中小企業研究から実証的に導いた人本経営の英知を学んで、その伝道者となり、世に広めていくことです。そんな人財になれるよう精進していきます。未熟な私ですが、どうぞご指導、ご鞭撻をいただけますように心よりお願いします。最後までお読みいただきまして、ありがとうございます、合掌。
M1 本田佳世子

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「坂本ゼミを選んだ理由」への2件のフィードバック

  1. 本田さん
    おはようございます!
    僕も最初にゼミに参加した時には本田さんと同じように思いました。
    良き伝道者になれますように!