修士論文のテーマ

坂本光司先生に憧れて法政大学大学院、政策創造研究科に入学した私。
3年履修であと1年7か月後に修士論文を提出する。

本当の話だが、受講科目に論文があることは入学してから分かった。しかも必須で。(笑い)
論文のテーマ「夢のある障がい者と子育てママの就職支援」から的を絞り、昨年の12月の大学院の論文の中間発表では「合計特殊出生率を2.1にする」で発表した。

修士論文の書き方(作法)には先行論文研究が必要で、相当時間がかかることが分かった。
4大を卒業して大学院なら時間があるが社会人大学院なので仕事があり時間が限られている。ゼミの先輩がFacebookで「論文のテーマを障がい者雇用にしたが得意のITにすれば良かった」という投稿をされたのが頭に残っていた。

4月に静岡サテライトキャンパスで4回・週(1回は3時間)行われる論文を書くための「研究法」の授業を受けて最初の2回は迷いの中だった。
3月初旬から中旬にかけて毎日、Facebookに投稿した「会計事務所の見極め方」が読者に好評で、何名かのゼミ生や知人から論文のテーマは会計事務所に関係するものが良いと言われた。

結局、3回目の研究法の前々日に迷いを先生に打ち明け6月末までに結論を出すとメールをした。3回目の授業に静岡に向かう新幹線の中で「合計特殊出生率を2.1」にするか「会計事務所の研究」にするか、どちらが「世のため人のためになるか」を考えて、すぐ結論が出た。「会計事務所の研究だ」。

論文のテーマは仮称だが「中小・中堅企業をより成長させる会計事務所の研究-経営者の周りのすべての人を幸せにする視点から考察するー」にした。
会計事務所とそのお客様(顧問先、関与先と会計事務所業界では言う。上から目線なので私はお客様と呼んでいる)のことを考えると、30のお客様がある会計事務所は30のお客様に、300社お客様がある会計事務所は300のお客様に良い影響を与えることができる。

人口減に突入しているので、労働力不足は目に見えている。弱者と言われる「障がい者」「高齢者」「女性」雇用がクローズアップされている。
会計事務所の方が弱者の雇用の大切さやポイントを分かっていただけると「障がい者」「高齢者」「女性」雇用の促進ができる。
(つづく)
修士2年の知野 進一郎です。

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