同窓会シンポジウム


法政大学政策創造研究科の第2回同窓会シンポジウムが開催され、参加してきました。晴れた日には遠く富士山まで見わたせる会場、ボアソナード26階からの眺めは圧巻です。

今年は「女性活躍と社会人大学院」がテーマで、講演もパネルディスカッションも登壇者はすべて女性でした。

最初は、2008年まで政策創造研究科教授を務められた、内閣府男女共同参画局の岡田恵子さんの講演です。テーマは「女性活躍に向けた最近の動き」。データをもとに女性活躍社会にむけた現状や課題を話していただきました。ゼミの有志メンバーで企業との共同研究に取り組んでいるため、その最新情報と裏付けをいただき、大変勉強になりました。


つづいて、講演は株式会社ランクアップ代表取締役の岩崎裕美子さん。お会いするのは3回目ですが、さらにパワーアップされ、大きく3つに章立てされた話はその1つ1つが興味深いものでした。
女性活躍する働き方という大きな軸で、
1.ヒット商品が生まれた秘話、右肩上がりする商品への絶対の自信、
2.現職の失敗から学んだ働き方、ある研修をきっかけにワンマン経営を改善、社員のモチベーションアップのための提案を活用、
3.結婚出産後を見据えた経営、全員17時退社の定着法、復帰した社員の迎え方など。岩崎社長の話を伺うと、商品と自社の魅力がしっかり伝わってきます。

最後のパネルディスカッションでは、坂本ゼミ修了生の増田かおりさんも登壇。坂本先生との出会い、大学院での学びについても触れ、「マミーズファミリー」を経営される中での課題や気付きを話されました。いつも笑顔で自然体の増田さん、全国に30カ所の保育所を運営することを通じて、女性活躍の下支えをしている話に共感しました。

午後1時半から始まったシンポジウムが終わるころ、外は夕陽を浴びて美しい景色を広げていました。陽が落ちても、ゼミを越えて全体懇親会、さらにゼミ懇親会と、語り明かした交流の1日。この素晴らしい機会を企画、運営してくださった実行委員会の皆さんに改めて感謝しています。

場を変え、時間を作り、ゆっくり話すのはいいものですね。ゼミの卒業生とも会ってお話でき、学びをいただきました。普段は母親業もあるため、夜の懇親会にはなかなか参加できませんが、「行っておいで」と送り出してくれた夫にも感謝しています。


それでは、皆さんも健やかな1日をお過ごしください。

福満景子

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