ショコラボ

1年前
12月28日は結婚記念日、1月7日に大阪市のル・クロの創業の地で夕食をする。
ミュージカル、ミス・サイゴンを感激してから。愛犬シシィは留守番。

京都ショコラボ
大阪市のル・クロの黒岩オーナーシェフも登場^_^

法政大学大学院、坂本光司教授とゼミ生も応援している「障がい者がチョコレートを創る横浜市の「ショコラボ」の伊藤会長の金曜日の投稿の後半の紹介だ。

そして、今年12月1日には、京都・ショコラボが正式にオープンしました。フレンチレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフである黒岩功さんが、クラウドファンディングで出資者を募り、実現した姉妹店です。まさに、ショコラボのストーリーに共感し、行動・参加してくれる人・ファンがいるからこその広がりであると言えます。

ファンの集いのすぐ隣で、商品づくりに没頭するショコラボの職人たち。黙々と作業している

リズミカルにホワイトチョコレートをコーティング

細かい作業も集中して、丁寧におこなう

かつては金融マンとして最前線を走っていた伊藤さんは、多くのビジネスパーソンがそうであるように、成果主義で結果が伴わないのは努力不足だと、自分を責めるようなところがあったそうです。

けれども、息子さんが生まれてきて、考えが変わりました。「確かに、息子は得意不得意もある、だけど、命を奪われるほどのことではない。そう考えれば、障がい者福祉も、ビジネスも、企業のあり方も、広くとらえて、色々な形があってもいいのではないか」と感じたそう。

別のテーブルでは、ショコラが出来上がっていました。美味しそう!!

出来上がったショコラを一つずつ丁寧に包装する職人たち ショコラに対する愛情を感じます

ショコラボの理念「一つひとつ違っていい」は、人の生き方も一人ひとり違っていていいという私達へのメッセージであるとともに、ショコラボで働く職人たちに向けられています。

障がいを持った方は、障がいを「個性」としてとらえるそうです。例えば、言葉を話せない人がいると、Aさんは、「Bさんはしゃべれない」と、さらりという。
それは、見たままのことをそのまま受け止めているだけで、「山田さんは足が速い」「小林さんは絵が描くのが上手い」というのと同じなのだそうです。

お話を聞いていて、私の息子が通っている幼稚園での子ども達を思い出しました。
息子が通っている園には、障がいを持った子も通っています。一緒に遊び、ケンカもします。子どもたちには、「障がい」という概念がありません。一人の人間同士として、お互いに向き合っていて、対等ですがすがしい。その姿に、子ども達一人ひとりの輝きを見て、はっとさせられるのです。

「一人ひとりが、お互いに完全に受け入れているからなせること」、「健常者が障がい者から教えられることもたくさんある」と、伊藤さんは言います。

ショコラボでは、新しく入ってきた職人さんに対しては、基本的な工程を教えたら、あとはその人の自主性を引き出すようにしているそうです。工房で、それぞれが自分のリズムで黙々と作業する様は、テキパキしていて、一人ひとりが自ら望んで、誇りをもって仕事をしているのだと感じました。「個性を認め合う安心感」は、働く喜び、そして自主性も引き出すことができるのかなと感じました。さらに、ショコラボでは、障がい者だけでなく、外国の方や、高齢者など様々なバックグラウンドの人たちが働いていて、障がい、健常の枠に留まらない雇用も生みだしています。

健常者が障がい者を助けるという一方通行の関係ではない、互いに補い合いながら、何かを成し遂げることができる関係を大切にしているショコラボの在り方、「コラボ」という言葉の根底にあるものが少し見えてきた気がしました。

ファンの集いでは、ショコラボの理事であり、会長の奥様である祥子さんが参加者を優しくサポート。中心で型をもっているのが祥子さん。参加者に向けるまなざしが温か

マシュマロのチョコレート掛けが終わると、今度は、チョコレートを型に入れて冷やします

福祉の世界では、障がい者の工賃だけでなく、職員の給与も低いので、持続可能なビジネスを続け、広げていくことでの工賃アップは大きな課題です。伊藤さんは、ショコラボでの経験を、ゆくゆくは福祉業界の人材育成や教育にまで広げていきたいと思っているそうです。現在、日本では身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者を含めると、全人口の約6パーセントの人がなんらかの障がいを持っています(「平成25年度障害者白書より」)。しかし、高齢者介護の従事者数から比べると、まだまだ障がい者福祉の人材育成は遅れているのが現状。伊藤さんは、そこに挑戦していきたいと考えています。

子どもたちの作ったチョコレート。カラフルでかわいい出来上がり。チョコレートが固まるまで、もう少し!

自分たちの作ったチョコレートを味わいながら談笑のひと時。真ん中は伊藤会長。チョコレート作りって楽しい! 子どもたちも、自分の作ったチョコレートを前に、うれしそう。

工房にお伺いし、お話を聞いて、ショコラボは一つの大きな家族のようだなとも感じました。
お父さんお母さんは伊藤さん夫妻。老若男女、障がいがあってもなくても、互いに受け入れあって、補い合いながら、目標に向かって進んでいる。温かく、おおらかな家族です。

「ノーマライゼーション」という言葉を以前から知ってはいましたが、今回、ショコラボの取材を通して、改めて私たちは、障がいの有無、性別、年齢、国籍、環境の違いを超えて、共にこの地球に存在しているのだということに思いをはせ、その無限の可能性を感じることができました。

ショコラdeパンダ。食べちゃうのがもったいないほどカワイイ!大人にも子どもにも大人気のパンダちゃん

「一つひとつ違っていい」がまさに体現された、それぞれの個性際立つドライフルーツのチョコレートがけ。色とりどりで、宝石のよう。プレゼントにもぜひ

何と言っても一番のオススメは、食べごたえ抜群の、「ショコラ棒」。チョコレート好きにはたまらない逸品だ>

ショコラボのチョコレートは、クーベルチュールを使用するなど、素材にもこだわっているだけでなく、ドライフルーツやナッツなど、素材同士のマッチングも絶妙です。
本当に美味しくて、特別な時にこそ食べたい、贈りたい、私にとっては、ご褒美的チョコレートです。

と、同時に、食べるたびに、そこに広がる夢と想いに満ちたストーリーを感じ、「一つひとつ違っていい」と、気づかせてくれる、甘くて希望に満ちた、チョコレートでもあります。

スイートドリーム!

知野、
障がい者の特長をとらえた見事な表現だ。
伊藤会長と初めてお会いしたのが、1月14日、坂本光司教授と10名ほどのゼミ生で視察した。
坂本教授も初めてだった。
私が事務局をつとめたので印象深い。
以後、毎日、Facebookに投稿している。
大切な人へのプレゼントで28日に二度目の本社・本店訪問するが、あちこちでお会いしている。

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