第2回 ふくしま産業賞 表彰式 ~齋栄織物さん~

2月4日(土)福島市にて福島民報社主催「第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(略称・ふくしま産業賞)」表彰式があり、行ってまいりました。

                   

最高賞・知事賞の齋栄織物(川俣町、齋藤泰行社長)氏をはじめ31社・団体の栄誉をたたえました。

                   

齋栄織物さんの齋藤泰行社長挨拶で印象深いのは、「震災後の困難に負けないでがんばって輝いて、社員やその家族が、自社を誇りに思えるように、そんな会社にならなきゃならん」と考え実現した、そのリーダーシップです。世界一薄い絹織物で、川俣シルクを復活させた社長ならではの情熱のこもった言葉です。

                  
                  

懇親会でお話しさせていただいた社長さんの人数は限られましたが、震災後の風評被害への危機意識から奮起され、社員一丸となりご努力されたこと、根底の家族愛、会社愛、地域愛、人間の底力を学びました。まさに、起き上がり小法師!そして謙虚なこと!社員や大学、行政のおかげと感謝を述べられます。

さらに、行政や主催者、来賓、福島県出身の錚々たる方々が多く並ぶ審査委員のご挨拶から、福島の企業への熱い激励の心を感じ、感激する方を多く見ました。猪苗代湖を見守る会津磐梯山のような不動の応援団です。

なお、審査委員の西川和明氏は、福島大学の経営学の教授で、人を大切にする経営学会の会員であられます。福島の産業界に人を大切にする経営学の種を蒔かれています。その種が育っていて、福島の産業の未来への夢、希望、光、を感じさせる、心を温かくする、いい表彰式でした。

ふくしまの青い空のように高々とした心を多く感じました! 主催の方々に感謝です。

坂本光司研究室 M2 本田 佳世子

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