浅草逍遥

野口具秋です。

浅草にランチに出かけました。
下町、昭和レトロ、洋食屋「ヨシカミ」です。
ハヤシライス、ビーフシチューが有名なのだそうです。
浅草ロックからほど遠くない。
なんの変哲もない古臭い昭和の店構えです。
昼時、相席なら。行列がいつもできるのだ。
カウンターがメインの洋食屋です。
テーブルは懐しい赤と白のビニールの格子模様。
ワイフ殿が以前に食べたのは30年以上前。
開店以来何年か、店主が多忙過ぎて聞きそびれてしまう。

珍しく週中、ワイフが有給休暇を取得。
予定していた旅行が纏まらず、美味しいものを食べに行こう。
居住空間でラーメン、手打ち日本そば、中華、回転すし、トンカツ…。
久しぶりに遠出。新大久保、池袋、新宿、日本橋と、
ああでもないこうでもない。
ワイフは蕩ける、最高のドミグラソースのビーフシチューが、
僕は数十年ぶりにビーフかつが食べたいのです。
ワイフの口中で蕩ける肉とソース。
次回の挑戦、ハヤシライス、オムライスの期待が高まります。

錦糸町にいたのは20年前です。
休日の夕刻、九重部屋のある石原からゼロ半バイクで、
大きな赤ちょうちんまでやってきました。
人影もなく静けさが支配していました。
宴会は両国のちゃんこか浅草のふぐ屋、
ロック座前のシーフードレストラン(現在は有りませんでした)、
吾妻橋たもとの寿司屋。仕上げは神谷バーの電気ブランです。
でかいかき揚げの大黒家は高いけど旨かった。
浅草・今半は1度位しか行けなかったよな。

浅草寺の仲見世の人混みはインバウンドの増加で凄いと
TVで見たが凄い。
遠足か修学旅行の中学生が走り回っています。
平日ですぞ。寒い、寒い日なのに制服で元気にはしゃぎ回っています。
雪が降ってきました。
外国人観光客は慌ててカメラを向けています。
日本人はメガネをかけ、シャッターを押し続けると揶揄されたものです。
下町定番人形焼を抱え込み、
見かけなくなった馬毛の歯ブラシを見つけワイフはご満悦なのです。

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