「豊田喜一郎」の物語

見応えがありそうだ。
「豊田喜一郎」の物語。
喜一郎の足跡は名古屋駅からタクシーで20分ほどのトヨタ産業技術記念館にある。

今夜、26日(日)21:00-23:23、TBS系列で放映。

第2次世界大戦前後、日本の未来のために、仲間を信じ、もの作りに人生を賭けた人間たちの生き様を、トヨタ自動車全面協力のもと、史実に基づいたオリジナルドラマとして描いた『LEADERS(リーダーズ)』(2014年3月放送)の続編『LEADERS 2』。

前作で、「世界一の国産乗用車を作る」という夢に邁進し、その情熱と人間的魅力でアイチ自動車の製造部門、販売部門を引っ張っていく男・愛知佐一郎を好演した佐藤浩市が、引き続き同役で主演する。

新作では、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語となる予定で、前作では明かされなかった新たな真実に光を照らす。

メインキャストとして、佐一郎の人柄と情熱に惚れ込み、輸入自動車販売店からアイチ自動車の販売店第一号にとなった日の出モータース支配人、山崎亘役で内野聖陽の出演が決定。
裾野の広い自動車部品の協力工場を献身的に束ね、後に協愛会の会長となる大島プレス工業の大島磯吉役を山崎努が演じる。

第1弾に引き続き、佐一郎と共に国産自動車開発の夢を追いかけ、後にアイチ自動車の労働組合委員長になる北川隆二役に吉田栄作、経理部長の近藤利郎役に萩原聖人、総務部長の三宅光男役に高橋和也、挙母工場長の太田耐介役に緋田康人、佐一郎を慕う若手製造員、島原清吉役にえなりかずき、その婚約者で後に妻となる島原美鈴役に前田敦子。佐一郎と国産自動車の開発の夢を追いかける高瀬善三役に須田邦裕、アイチ自動車販売担当取締役神田征太郎役に神保悟志が出演。内助の功で佐一郎を支え続ける妻、愛知晴子役を山口智子、愛知自動織機の社長から後のアイチ自動車副社長へと転じ、佐一郎の夢をバックアップする石山又造役を橋爪功が演じる。

新作は、自動車販売店・日の出モータース支配人の山崎亘と佐一郎との交流、「自動車の品質」向上に徹底的にこだわった製造チームと、「販売の品質」向上を目指した販売チームたちが、時に反目しながらも「国産自動車を世界中に走らせる」と言う同じ夢のために、アイチ自動車をひとつにまとめ上げ、支えるようになっていく。日本の製造業の礎を築き、いまや世界に冠たる自動車メーカーを作り上げた人びとの苦悩と情熱に満ちた道のりが見どころだ。

主演の佐藤は「前回のドラマを撮影していた時は、まさかこのような形でもう一度、佐一郎を演じることができるとは思っていませんでした。
このチームで集まる事は久しぶりですが、普通のドラマとは違って、総移動距離が、地球半周分に及ぶくらい、海外や地方での撮影が多かったこともあって、結束力が非常に強いチームです。
そこで培った力が前作以上に作品に反映できると思いますし、今作から出演される内野聖陽さん、山崎努さんといった新しい風が、作品に新たな化学反応を起こして下さると思います」とコメントを寄せた。

内野からも「前作で、モノづくりにかけた、ある意味無謀とも言える男たちの戦いに私はぐいぐいと引き込まれました。
資源や技術のない時代に、最大の羅針盤は、情熱と大いなる夢のみ。この単純だけれど熱い血潮に、私はやられてしまった。
今、私は、『LEADERS 2』のリングに立たせていただく機会を得ました。
前回の男たちやそれを支える女たちの熱い物語を引き継ぐ役回りは、重圧も感じますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。
ある実在した一つの企業をモデルにした物語という特殊性をふまえつつ、普遍の物語として、力強いものになるように、気を引き締めて臨みたいと思っています」と、熱い意気込みが届いている。

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