日本のモノ創りの復活が根底にある。

4月に法政大学大学大学院 坂本光司ゼミに入った埼玉県草加市のYサポート社長の山元証さんの爽やかな投稿。
日本のモノ創りの復活が根底にある。

幸せのかけらを掌の中で温める??

今日の午後1人の若者から電話があった。

6月に結婚するので出席して欲しいと言う電話だった。

彼と出会ってまだ一年も経っていない。
ある人から彼の就職を相談された。
中々就職が決まらない。。との事だった。

会ってみると、とても物静かな若者だ。
24歳で高校を出てから芸術系の専門学校に行って5年。
バンドを組んだり作曲したりして頑張っているが、ここら辺で人生に区切りを付けたい!
と言う事だった。

真摯な態度と、垣間見る強い意志に若い頃の自分をダブらせた。
しかし、自己表現が苦手なのと物静かさが大手の人事には物足りないらしい。

墨田区の親しい金型屋さんに連れて行くと、社長は家に合うかどうかやってみるか。。
と言ってくれた。
自宅から毎日2時間半もかけて毎朝7時半には金型屋に着く。
一番早い出勤者だ。

3ヶ月経って社長は正社員にしてくれた。
そして、最初出会ってから一年位経っての今日の電話。

山元さんには最初からお世話になったから。。
是非とも結婚式には出て欲しい!
と物静かに言ってくれる。

町工場の宮沢賢治になりたい!
が来月私の出版する本のタイトルだ。
その中で彼の事も少し出てくる。

町工場サポートを始めて4年目に入った。
未だに先輩方に、あんたいつも手伝うだけで終わっちゃうんじゃないの?
お人好しで終わっちゃうんじゃないの?
っと心配される。

それで良い!
私は答える。
一生木偶の坊で良い。

東西南北、日本であろうと、海の外であろうと困った町工場や人々が居れば即座に助けに行きたい!
万が一旅の途中で命尽きてもそれが自分らしい。。

そんな思いが少しだけ報われた今夜でした??

来月、出版する本には坂本教授の推薦文が入る。出版社は鹿児島市の精神障がい者が生き生き働くラグーナ出版からだ。これだけで涙する人も多いだろう。

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