テレワーク

総務省のホームページを見ると、「テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方です。」と解説されています。

その主な形態は
1)自宅を就業場所とする在宅勤務型
2)施設に依存せず、いつでも、どこでも仕事が可能な状態なモバイルワーク型
3)サテライトオフィス、テレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とする、施設利用型勤務型に大別されます。

その意義と効果は多岐にわたります。
1)少子高齢化対策の推進・・・女性・高齢者・障がい者等の就業機会の拡大など
2)ワーク・ライフ・バランスの実現・・・家族が安心して子どもを育てられる環境の実現
3)地域活性化の推進・・UJIターン・二地域居住や地域での企業等を通じた地域活性化
4)環境負荷軽減・・・交通代替によるCO2の削減等、地球温暖化防止への寄与
5)有能・多様な人材の確保生産性の向上・・・柔軟な働き方の実現により、有能・多様な人材の確保と流出防止
6)営業効率の向上・顧客満足度の向上・・・顧客訪問回数や顧客滞在時間の増加
7)コスト削減・・スペースや紙などコストの削減と通勤・移動時間や交通費の削減
8)非常災害時の事業継続・・・オフィスの分散化による、災害時等の迅速な対応

一般社団法人日本テレワーク協会では、2015年度から「テレワーク川柳」を公募し、入賞・佳作百選を選定しているので、その一部をご紹介します。
◆グランプリ賞
    埋もれてた 才能ワクワク テレワーク      (働き蜂)
◆ 準グランプリ賞
    クールビズ 次なる主役は テレワーク   (風に吹かれて)
◆入賞(一部)
    一億の 人の数ある ストーリー         (ゆきだるま)
    場所でなく 仕事にこだわる テレワーク     (財星猫)
    「うちもやれ」 社長ダメです 真似だけじゃ(ワークランバランス)
    いきつけの カフェのソファが 新オフィス    (かるかん)
    居なくても 結果は出すよ テレワーク    (テレワーク通)
    ママ友に 少し自慢の テレワーク        (木立慈雨)

◆佳作(一部)
    少子化も 過疎も決め手は テレワーク     (ハルル)
    テレワーク 隣で宿題 するわが子      (はちまま)
    定年も 寿退社も 関係無い        (クジラ)
    地方から 世界を動かす テレワーク    (らんるる)
    介護でも 辞めずにいられる 道がある     (桜小雪)
    *ノーメイク 化粧アプリで テレ会議     (ウジ虫)
    
最期の句にある「化粧アプリ」は、自宅勤務で、テレビ会議の画面に映った素顔を、自動で化粧してくれるアプリが開発され、本格運用も近いようです。以上、ご参考まで。

今日一日、皆さんにとって素晴らしい一日になりますように。

春木清隆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です