坂本先生に命を救われたから

4月に62歳で法政大学大学院 坂本光司ゼミに入学した、埼玉県草加市の「Yサポート」の「山元 証(あかし)」さん。先日もゼミの帰りに同級生と飲んだ後、飯田橋駅のホームの隙間がある所で、あわや巻き込まれそうになったが、まだ、世のため人のために尽くし方が足りないという天の命令で足を負傷したらしいが、生き残った。

”私が坂本ゼミを選んだ理由”

理由1.坂本先生に命を救われたから

数年前、32年の親族経営のど真ん中に居た私は、零れ落ちても落ちても包み込めないほどの悩みを抱えてうつ病になり引きこもり人間になっていました。
命の炎が消えかかった時に出会ったのが、坂本先生の”日本で一番大切にしたい会社”でした。

この本に書かれているある会社の社長に直ぐに会いに行き、自分の経営に対する信念が間違いではなかったことを教えられ勇気を貰いました。
人生の大きな転機でした。

その夜、日本の、そしてアジアの町工場の人々の少しでも役に立つように残されたこの命をささげよう!と決意しました。
先生とこの本と、社長の出会いが無かったら現在私は存在していなかったと思います。

理由2.利他の心は本当に存在していた

静岡新聞で読んだ記事です。
ある町工場に先生はいます。

資金繰りに悩む暗い顔の下請けの社長。
そこに手を油だらけにした職人が”社長、旋盤が上手くいかない。。”と相談に来る。
置かれた立場を顧みず、銀行借り入れ交渉に同行する先生。
驚愕でした。
世の中にこのような人間が存在したことに。。

悩んでいた私に先生が勧めて下さった”強く生きたいと願う君へ”は先生の自伝的な部分も含まれています。
若い方には是非、読んで頂きたい本です。

先生の下で、私に取っては恐らく至福の一年になると思います。
62年間、この人生耐えてきて本当に良かったと思います。

そしてこの社会の全ての皆様に感謝します。
本日も、皆様に取りまして最良の一日になる事を願います~心より

修士課程1年  山元証

この体験を含めて、精神障がい者がイキイキ働く鹿児島市の「ラグーナ出版」から本を出版した。
同社設立以来のヒットになっているらしい。
発売日の昨日は取材先に献本が始まった。
135Pに登場する静岡県島田市にある「橋扇楼」から。
我が家には明日、到着予定だ。

「町工場の宮沢 賢治になりたい」。
https://www.amazon.co.jp/%E7%94%BA%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%AE%AE%E6%B2%A2%E8%B3%A2%E6%B2%BB%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84-%E5%B1%B1%E5%85%83-%E8%A8%BC/dp/4904380622/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1494387355&sr=1-1&keywords=%E5%B1%B1%E5%85%83%E8%A8%BC

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