障がい者千人雇用事業1000人達成記念フォ-ラムのお礼

法政大学大学院 坂本 光司教授が参列したら「国家、国民を代表してお礼を申し上げたい」と言えるだろうか。多分、涙、涙、で言葉が出ないだろう。
片岡市長、自分は表に出ず、みんながやってくれたという姿勢だ。

●岡山県総社市のHPから。
障がい者千人雇用事業1000人達成記念フォ-ラムのお礼

総社市が7月9日(日)に総社市民会館で開催した「1000人達成記念フォ-ラム」は、市内外から障がいのある方々や関係者・市民の方々など約500人のご来場をいただき、無事終了することができました。
ご出席いただいた方々、また関係各位に厚くお礼を申し上げます。

フォ-ラムの第1部では、障がい者千人雇用事業の取り組みを映像で紹介し、また市内の日中活動事業所連絡会の代表者が利用者とともに、就労継続支援A型・B型事業所の活動を発表しました。

第2部では、千人雇用事業功労者へ片岡市長から感謝状の贈呈を行い、その後片岡市長をコ-ディネ-タ-に加藤勝信一億総活躍・働き方改革担当大臣、橋本岳厚生労働副大臣、流王雄太岡山大学病院精神科神経科医師をパネリストとして「障がい者雇用の未来について」とするパネルディスカッションを開催し、活発な議論が交わされました。

この中で、片岡聡一市長が新たな事業目標として「障がい者1500人雇用」に取り組むことを表明し、ますます障がい者雇用の定着と安定・発展を図っていくこととしました。

お問い合わせ
部署: 福祉課 障がい福祉係
住所: 〒719-1192総社市中央一丁目1番1号
電話番号: 0866-92-8269
E-mail: fukushi@city.soja.okayama.jp

●日経の5月30日の記事
岡山・総社市、障害者雇用1000人達成
2017/5/30 6:00
岡山県総社市が進めてきた「障がい者千人雇用事業」が目標の1000人に達し、29日に市内の事業所で達成セレモニーを開催した。
同市の人口は約6万8000人。取り組みを始めた2011年4月に180人だった障害のある人の雇用が、1000人に増えた。

障がい者千人雇用事業は、総社市独自の政策。働くことができる障害者を支援し、社会参加を促そうと片岡聡一市長が打ち出した。
12年に設立した「障がい者千人雇用センター」が中心になり、今年4月の就労者数は991人となっていた。

セレモニー後に片岡市長は「(障害者雇用促進法で雇用を義務付けられた)従業員50人以上の企業は総社市に61社しかない。
最初は(障がい者千人雇用なんて)できっこないと思われていたが、500人を超えたあたりから雰囲気が変わった」と述べた。

●山陽新聞の5月29日の記事。
総社市が障害者千人雇用を達成 独自センターで求人開拓重ねる

総社市は29日、市内などで雇用されている障害者の人数が目標の千人を超えたと発表した。
約6年かけて達成。独自に「千人雇用センター」を開設し、求人開拓やマッチングを積み重ねてきた。この日、市内で記念セレモニーを行った。

市によると、今月1日現在の障害者雇用は1003人。
内訳は一般就労577人、就労継続支援A、B型事業所などの福祉的就労426人。
市外への就労、市外から市内事業所への就労も含んでいる。

千人雇用施策は2011年4月にスタート。
当時、市内で就労可能な障害者(18~65歳)は約1200人いたが、就労していたのは約180人だった。

施策を打ち出した背景には、08年のリーマン・ショックで悪化した雇用情勢の中で影響を受けやすい障害者の支援と、10年に倉敷市真備町箭田に設置が決まった倉敷まきび支援学校(14年開校)の卒業生の働く場の確保があった。

12年には千人雇用センターを総社市内に開設。
ハローワーク総社と協力して企業を回って求人を開拓するとともに、障害者に会って就職活動のアドバイスをしてきた。
雇用は増え続けたものの、15年度末を目指していた目標達成からは1年余り遅れた。

記念セレモニーは、千人目の就労者となった藤岡愛美さん(24)=同市=が就職した就労継続支援A型事業所「しあわせ工房総社事業所」(同市駅前)で行われた。

片岡聡一市長から記念品などを受け取った藤岡さんは「自立できるよう仕事を頑張ります」とあいさつした。同事業所では、パソコンで売上伝票の入力作業を担当する。

片岡市長は「障害者も普通に就職して働けるということが市民に浸透した結果だと思う。今後、障害者の生活の質向上にも目を向けて支援していきたい」と話した。
(2017年05月29日 22時48分 更新)

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