信濃路は秋の気配

野口具秋です。

新幹線で長野駅に降り立ったら、まったく景色が違うではないか。
もっとも列車で行ったのは記憶にないほど昔。
新幹線の走る前だ。
長野オリンピックは口だけに終わり、GSL、SLの世界的レーサーを
遂に目の当たりにするのは夢と共に遙か昔になってしまった。

Kさんと一緒に入った駅ビルの蕎麦屋、
400g入りの大盛り級、行こうじゃないの!
Kさんも、負けず、勝負、勝負!完食!
街の景観は一変、昔通ったそば屋も記憶から消えています。

伊那食品工業の庭園のごとくの工園内の20mはある
赤松の枝から覗ける青空、白い雲は空気が綺麗なのだ、
僕の目からでも、メリハリが利いている。
井上社長の顏を見ると、東京から一番遠い有名企業だ。
いつも笑ってしまう。ホンマに遠いわ!
ここに日本で超一流の企業の経営者が門を叩き、教えを乞いに来る。
師の見識の高さが俗人を感心させるのだ。

1週間が経ったが、どうしても記憶の中に入れていたい。
全国高校野球大会で、花咲徳栄高校が埼玉県に夏の初の栄冠をもたらした。
加須は営業担当内だったが、大した評判は聞こてこなかったが…。
だいたい「カゾ」と読む人が何人いるだろうか。
若いころは、甲子園まで出かけ、かち割り氷を息子とかじった。
参加校は3,839校にものぼる。
花咲徳栄は1度も負けなかったが、どの高校も1度しか負けていないのだ。
さだまさしの「甲子園」を探そう。もう秋だ。

締め切りに間に合った。先程、今年のテーマ・理念の原稿を送信した。
読み返すたびに不満が募ります。
この数日間、頭が痛くなるほど書き直したのだ。
みんなはどうしているのだろうか。
気が付くと、窓の外は大変な豪雨になっている。
目の先、黒目川はきっと激流逆巻いているだろうな。
隣町・新座の柳瀬川の中州に取り残された人の救出劇が
絵空事に見える真剣な日であった。

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