12.発注単価は仕入先や協力企業等の経営も十分考えた適正単価で発注している

英訳「100の指標」 
100 indicators

【2.社外社員(仕入先・協力企業等)に関する指標】
【2. Indicators for outside employees who work with suppliers and other cooperating companies】

12.発注単価は仕入先や協力企業等の経営も十分考えた適正単価で発注している
12. Consideration is given to the needs and ability of suppliers and other cooperating companies when setting unit prices.

本書の76Pには、鉄工・建材の専門商社の東京都上野に本社を置く「協和」さんの事例が紹介されている。
関連する企業の経営まで考えた適正な価格は、相手先も分かる。
3.11東日本大震災でも日頃から相手先から信頼されていると、「協和」さんだから、「〇〇さん」だからと動いた事例が多くあるようだ。

4年前の定年退職までお世話になったTKCさんで、家具やビジネスホン、セキュリティ等を提供していたことがある。
納品される人たちに、缶コーヒー等を差し入れていた。他の社員や他の業者もそうであろうと思っていたら私だけだった。

納品時に、お客様の会計事務所かそのお客様の企業の納品の際は、お客様と納品していただく人がお互いに言いたいことを言っていただいた。
時々、想定外の工事が発生した。「知野さんのためだったら」と追加料金の請求はなかった。

納品していただく業者の粗利はある程度分かるものである。
競合になった場合で値引きが必要な場合は、希望価格をFAXに書いて、担当者名、CC支店長名・社長名とした。
担当者は支店長、社長に知野さんからお願いがありましたでスンナリ通った。
時々、アイスクリーム等を持参し訪問していたことは言うまでもない。

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