千秋楽

野口具秋です。

今日も市ヶ谷に行かなくては…、12年も通っている。
企業人時代でも1ヶ所、4年だ。次から次へと担当が変わる。
3年も同一地にいると飽きてくる。
思いかけず、研究室にお誘いを受け、
大学院に12年もいることになるとは…。
客観的に振り返って、研究者としてはまったく実績は残してない。
強烈な自己満足と通い続けた足跡位のものだ。
長きが、故に多くの知己を得たのは望外の幸せ。
定年後にかくなる幸せを得るとは…
老けるわけにはいかない。

出会いは12年前の後期講義開講日、9月だった。
矢庭に中国・義烏の話から始まった。
100円ショップの故郷で、知らないのは諸君の見識を疑う…
強烈な個性の師が揃う学び舎が大学院と納得する。
瞬時に、教師と学生の距離が埋まってしまった。
学んでも、学んでも学び尽くせない崇高な世界へ。
学ぶ度に、常に超新鮮であるのはなんとした事か。
最期の講義はカメラと共に終えた。

大学院に在籍し、初めて一人で企業取材に出かけたのは、
日高市にあるサイボクハムである。
グリル料理を中心のレストランを川越中心部の商店街にオープンした。
本店以外では初出店だ。計80種のメニューを用意する。
サラリーマンやランチでの飲食需要を見込んでいる。
川越に行く楽しみのオプションが増える。
春になると、岸和田からやって来る母親に、来春はここにするか。

横綱で初めての大学院生。
法政大学院生の日馬富士が酒席で暴行事件を起こした。
最高の品位と品格を求められる。
角界に潜む暴力体質がいまだ消えていないということだ。
現実には、周りは強制、無視、権利乱用、差別、左遷、私物化が横行する。
まず、人格者には出会ったことがない。
これだって暴力だろう。節度ある良識とは何だろう。
人は権力を獲得すると勘違いするのだろう。
横綱は間違いなく引退(くび)だ。

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