論文には、新たな知見が必要だ。それが、その分野での進化、発展につながる。

30日に11歳8か月で安らかに天国へ旅立った愛犬シシィ、我が家から車で20分の茶屋ヶ坂動物病院の佐藤先生やスタッフの皆さんに支えられて、肥満細胞腫、ガンを乗り越えて、4か月の命が、1年になった。10月までは元気だった。

佐藤先生にワンコやニャンコの為になればと一部の献体を提案させていただいた。

学会に発表されると言っていただいた。

1年前、社会人大学院で苦労したが、論文を提出した。

論文には、新たな知見が必要だ。それが、その分野での進化、発展につながる。

シシィの場合は、肥満細胞腫、ガンになぜ耐えきれたのか、数年前に開発された新しい抗がん剤、トセラニブがなぜ効いたか。

また、何種類かの抗がん剤等も使用した。トセラニブが効く犬と効かない犬の違いは何か、副作用があり肝臓、脾臓等に負担をかけない適切な量、期間は?

動物は病気の治療法が進んでいないようだ。

シシィのカルテとシシィの臓器を解剖して、仮説を立て学会に発表したり、佐藤先生や茶屋ヶ坂動物病院の先生たち、スタッフや薬メーカーと研究すれば、ワンコ、ニャンコや家族の為にもなる。

1年前の12月に大学院同期の服部さんが45歳で亡くなった。生まれてから心臓始め臓器が左右逆の重度の内部障がいで、酸素量は普通の人の40パーセントしかない。30歳での死を覚悟していた。

先月、服部さんの1周忌に挨拶に行った。お父さんから、服部さんの意思で服部さんが医療機関に献体し、二つの発見があり、我が家に帰るのは、まだ、先になるとのこと。

服部さんの献体が頭にあったのだろう。一昨日、シシィの一部の献体のアイデアが浮かんだ。

お礼と2代目シシィが決まったら佐藤先生にお世話になりますとお願いした。

シシィ、いつもの病院では出血が止まらなかった。どこの動物病院でも手に負えないようだ。ネットでも止血法がないに等しい。

茶屋ヶ坂動物病院、人間の赤チン、ヨードチンキで止血した。
こんな情報の病院での共有も大切だ。

茶屋ヶ坂動物病院、年末年始を含めて、365日、開院している。学会の発表で1日はお休みだったが、有り難さが分かったペット、飼い主も多いだろう。

大阪には元旦を除いて開院している歯医者がある。

多分、こんな動物病院、歯医者等も知らないだけで、結構あるかもしれない。

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