小さくてもいちばんの会社

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日本のモノサシを変える64社

坂本光司&坂本光司研究室著

企業経営とは「5人」を幸せにするための活動

この50年間で、わが国の経済力・物質的豊かさは、間違いなく10倍以上になっているのにかかわらず「現在の生活に満足している」という答えが1958年と2009年度調査を比較すると、ほとんど高まっていないのが現状です。

本の内容は「企業経営とは、企業の業績を高めたり、企業を成長発展させることではなく、組織にかかわるすべての人々の永遠の幸せを追求・実現するための活動です。業績や成長あるいは勝ち負けは、目的でも追求すべきものはありません。企業にかかわる全ての人々の中で、とりわけその幸せを追求し、実現をはからなければならないのは、下記5人です。

企業経営とは5人に対する使命と責任を果たすための活動と定義しています。

第一「社員とその家族」
第二「社外社員とその家族」
第三「現在顧客と未来顧客」
第四「地域社会・地域住民・社会的弱者」
第五「株主・出資者」

従来の利益追求のために経営活動が進められてきた結果、5人の誰かが不幸になってしまった結果、こんなにも荒んだ、またギクシャクした産業経済社会をつくってしまったと考えます。

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