合掌苑 東京都町田市

日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞おめでうございます。
同苑のHPの新着ニュースでも受賞について触れています。

HPから。成り立ちが分かる。
理事長あいさつ
合掌苑の心
理事長 森一成
合掌苑は昭和25年に東京大空襲で焼け出された方々をお寺でお世話したことから始まります。
創業者の市原秀翁師は昭和35年に町田市で事業を開始して以来、仏教の慈悲の精神に基づき、高齢者・障がい者の権利と尊厳を守ることに生涯をかけてまいりました。
私たちは市原秀翁師の意思を継ぎ、社会福祉法人として社会的責任を果たすこと、関わるすべての人を幸せにすることを法人の使命として、地域社会に貢献していくことこそが法人の存在意義であると捉え、すべての人の権利と尊厳を守り続けていきます。

実行委員会特別賞

1)企業の概要

(1)企業名 社会福祉法人合掌苑

(2)所在地 東京都町田市

(3)主事業 社会福祉事業

(4)代表者 森一成理事長

(5)設立年 1960年

(6)社員数 588名

2)主な受賞理由

(1)働き方改革に積極的に取り組んでおり、現在の職員1人当たり月間所定外労働時間は7.6時間と短い

(2)職員満足度を高める経営に注力していることもあり、職員の離職率は業界平均の17%前後に対し合掌苑は実質7~8%台である

(3)社員満足度調査を毎年1回10年連続実施しているほか、全職員に毎月1回個人面談を実施し、職員の満足度を高める努力をしている

(4)女性スタッフへの配慮も高く、結果として産休後の復帰率の100%である 笑顔とあいさつ、「ここで働きたい」という気持ちです

リクナビから拾った。

社会福祉法人合掌苑 (会社トップ)

理事長 森 一成 (55歳)

1984年4月
大学卒業後、ソフトウエア開発会社に就職

1990年5月
社会福祉法人合掌苑入職

2011年12月
理事長に就任

会社の3~5年後のビジョン、そこに向けての戦略をお聞かせください。
日本の介護を変えるのは、私たち福祉・介護の分野で行政は大きな役割を担っていますが、行政の一元化したサービスではすくいきれない問題が山積しています。
私たちは、行政だけでは対応できない問題を抱えている方が「合掌苑なら何とかしてくれる」と思えるサービスの提供を目指しています。
高齢者・障がい者向け施設、支援センター、各種サービスをトータルに運営する当法人だからこそできる「地元貢献」。

シングルマザー専用の社員寮型シェアハウス開設もその一つです。
2017年には買い物バスの運行を企画。
今後は、介護予防について積極的に取り組んでいきます。
これからも、「地元」に深く根差した発展をしながら、日本の介護を変えるモデルとなるよう挑戦を続けていきます。

戦略実現の上で課題と、そのために実現したいことをお聞かせください。 「新しい公共」の要を担うために、長く活躍できる環境整備を実現
地元に貢献するため、行政、法人、地域住民の「要」となることを目指しています。
そこで、事業者同士の連携、サービスの質の向上を図るため、当法人で開催する講演や研修会などを開放し、どなたでも参加できるようにしています。
地域住民との連携では、地域福祉支援事務局を設け、ボランティア団体への助成金支給や助言を行うなど、積極的に協力しています。
ソーシャルワーカーの育成にも力を入れており、現在、常勤社員の5%がその立場にあります。
そして、志をもって介護の世界に入ってきた人が長く働ける環境を作ることも重要な課題ととらえ、創意工夫をし、「残業ゼロ、サービス残業なし」「長期休暇の取りやすい環境」を実現しています。

以上の戦略実現に必要な人材はどのような人材ですか。 笑顔とあいさつ、「ここで働きたい」という気持ちです
採用にあたり、最も大事にしているのは法人の理念に共感してもらえることです。
加えて面接時の態度ですね。
納得感のある就職をしてもらうよう、採用まで3回面接を行い、施設見学とあわせて5回以上来てもらっています。
それだけ時間をかけるので、学生も「本当にここで働きたいか」をじっくり考えて決めていると思います。

貴社で得られる成長や、それをサポートする機会・環境などについてお聞かせください。
専門スキルと人間力を磨きライフステージに合わせた働き方が可能
専門スキルを高める様々な研修をはじめ、事業所ごとの勉強会、外部講師による講演、海外研修などを行っています。
働き方を共有し、成長をサポートするオフィシャルな定期的面談を行うだけでなく、「月1回、2時間厳守で延長なし、仕事の話は一切しない」という職場で行う親睦会など、コミュニケーションの機会を設けています。
さらに、夜勤専従職員を採用することで、日勤と夜勤を分離し、正社員でありながら夜勤のないシフトを実現しました。
その結果、仕事のスケジュールも組みやすくなり、1週間以上の長期休暇年2回取得が100%可能になりました。
また、育児短時間制度を設け、生活環境が変わっても働き続けられる制度も整えています。

就職活動生へのメッセージ、エールをお願いします。 人に感謝をされる幸福感は心にいつまでも残ります
学生時代に知ることができる仕事は、ほんの一握りです。
その中から選択するのですから、「自分に合う」よりも「どんな生き方をしたいか」を基準にしたほうがよいと思います。
福祉・介護関係の仕事は、直接人と関わり「ありがとう」と言ってもらえる仕事です。ダイレクトに毎日感謝される仕事というのはそうそうありません。

写真はHPとネットから。
創業理事長の筆も。

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