シュート!!!

連日のワールドカップ、日本を応援しています。チームは、勝っているときは、同じ形でいくことが多いようです。上手くいってるから、何も変えなくてよい。という考えからでしょうか。

一方、負けているときは、それまでの布陣を改め、機動的な布陣を敷いたり、変化を起こしてくることが多いようです。

監督はいろいろと知恵を絞り、勝つために多様な仕掛けをするのです。それができるのも多様なメンバーを保有しているからこそ。チームの危機や、相手の慣れない出方に対して、柔軟に対応力に富んだ組織を組んでくる。サッカーは組織の勉強になります。

ところで、女性が介護や育児をしながら仕事をすることは、集中力などの点で、男性達の仕事集中に時としてかなわないことがあるかもしれません。ただ、女性の持つ感性は、商品開発に活かされ、魅力ある独自商品で消費者のハートを射抜くことが多いようです。

中小企業の深刻な人手不足の中、特にサービス業においては、多くは女性が消費者の当事者であり、商品ニーズは彼女たちの意見や本音などの収集が必要であり、商品開発担当者には女性の存在が必要なことは否めません。

サッカーでいうと、男性主体のチームの中に、商品開発に優れた女性チームや、消費者ニーズに近い女性社員などが、戦いに基点を設けて、流れに変化を持たせて、ゴールにシュートー!!! ですかね。

またベルギーは、未来のサッカーチーム理想像のために、国を挙げて20年計画などと長期的に考えて、チームを作り上げてきたことに、感動しました。

日本も、娘、姪っ子、孫娘など、女子が、20年後、30年後、自立と愛の両方で自己実現できる世の中になるように、今の世代から女性社員が選手としてパスを受けられるチームづくりが当たり前の国になっていってほしいです。

日本の第3戦、応援します!

人を大切にする経営学会 東北支部 本田佳世子

              

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