坂本光司著「経営者の手帳」 66~70/100

66,
問題とは「あるべき姿マイナス現状」のことである。
問題を可能な限り数値化・見える化することだ。

67,
マネジメントに関する問題の大半は、目的そのものに関する問題である。

68,
変化及び変化から発生する問題には、二つの種類がある。
売上高や利益が減少するのは、いつの日か必ず元に戻るものと、いつまでたっても元に戻らないものがある。
もし、一時的問題に構造的対策を、また構造的問題に一時的対策を講じてしまうと、取り返しのつかないことになる。
だから、経営者やリーダーは「5つの眼」を持って事象を観察することが必要である。
「主観ではなく客観」
「短観ではなく歴史館」
「ローカル観ではなく世界観」
「減少観ではなく本質観・原理原則観」
「企業観ではなく現場観・現物観・現実観(三原観)」

69、
70%の企業が赤字状態になっているが、それでも問題は外にはない。

70、
問題には現象問題と本質問題の二つがある。
経営者が対処すべきは、本質問題である。

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