「人を大切にする経営学会」全国大会と「坂本ゼミOBOG会」

①15~16日は第5回「人を大切にする経営学会」全国大会でした。
慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント学科、前野隆司教授が実行委員を引き受けてくださり、
慶應義塾大学の日吉キャンパスで実施されました。

今年のテーマは『働き方改革と人を大切にする経営』です。
300名以上が参加し会場は満員でした。
いつもながら、一般のセミナーと違って多くの参加者が良い空気感に触れて、熱気が充満していたと感じたことでしょう。

15日は3つの基調講演がありました。
 ・未来工業 山田雅裕社長 テーマ:労働時間が短いから業績が上がる
 ・エイチ・エス・エー 田中勉社長 テーマ:働く人が主役の会社を目指して
 ・慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント学科 前野隆司教授 テーマ:働き方改革と「幸福学」

16日は3会場に分かれて10コマの分科会、特別講演、総括となりました。
第1分科会テーマ 大企業・中小企業における幸福経営
第2分科会テーマ 人を大切にする会社の働き方改革
第3分科会テーマ 自由論題
特別講演はタイのチュラロンコン大学からKritinee Pongtanalert氏の講演です。
テーマ:人を大切にする経営は世界にも通用できる:タイの事例から
タイの国費で神戸大学経営学大学院を修了、マーケティング博士である女性の先生です。
素晴らしくきれいな日本語・間の取り方・素敵な語り口に多くの参加者が魅了されたことでしょう。

今やこの「人を大切にする経営学会」の活動は歴史を動かす正しい活動となっています。
今まで“人を犠牲にした効率や生産性向上が当然だ”と公言してきた多くの経営コンサルタントや経営者が“ESなくしてCSなし”と言い始めています。
現に著名はビジネス書では“従業員満足度は戦略である”と特集を組んでいます。

時代を動かす学会の活動ですが、坂本先生からは日本以上に中国をはじめアジア各国の貪欲な学びが顕著だと指摘がありました。
本家の日本としても前へ前へ進んでいくのみです。

また来年度の「人を大切にする経営学会」全国大会は関西の立命館大学での開催となることが発表されました。

②学会終了後には新横浜に移動して2017年度まで法政大学大学院で坂本光司先生に学んだ坂本研究室のOBOG会がありました。
約50名が集まり、坂本先生のお話約1時間、ゼミ生全員の近況報告で盛り上がり押せ押せのスケジュールでした。
新たに学びを始めている人、新しい事業を始めた人、起業準備の人、障がい者雇用や新卒採用を始めた人、学会発表している人などなど、多くの刺激をいただきました。
このような時間はかけがえのないものであり、一同、坂本先生に感謝するとともに世のため人のために活動していくことを心に約束した時間となりました。

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