書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標【No42坂本研究室 2014年度 出版プロジェクト】

今回は2014年度に坂本先生と研究室に所属する全員で取り組んだ出版プロジェクトについてご紹介させていただきます。
2014年4月新年度を迎え、坂本光司先生のもと法政大学大学院政策創造研究科坂本研究室は70名近い社会人学生で始動しました。そして議論の末、当年度ゼミ生全員で取り組む出版プロジェクトは、「『日本でいちばん大切にしたい会社』がわかる100の指標プロジェクト」となりました。

<このプロジェクトの概要>
このプロジェクトは当初「いい会社になるための自己診断チェックリスト200(仮)」としてプロジェクトを始動しました。「いい会社」を創るための経営指標を多くの議論を経て決めていきました。そして出版を想定した時に、さらにわかりやすく使いやすい内容へするために、最終的には業種特有な指標や近似の内容を精査し200から100の指標へと集約していきました。

<書籍の構成>
【目次】
はじめに P3~9
目次
序章 業績もよく、100の指標の点数もいい会社の実例 P14~46
  1.日本でいちばん大切にしたい会社とは
  2.A社の100の指標の点数
  3.B社の100の指標の点数
  4.C社の100の指標の点数
  100の指標リスト
1章 社員に関する指標 P47~69
2章 社会社員(仕入先・協力企業等)に関する指標 P71~94
3章 現在顧客と未来顧客に関する指標 P95~117
4章 高齢者・女性・障がい者に関する指標 P119~138
5章 経営者に関する指標 P139~158
6章 社員の確保・育成・評価に関する指標 P159~175
7章 福利厚生等に関する指標 P177~193
8章 社会貢献活動に関する指標 P195~212
9章 中長期経営計画・経営理念等に関する指標 P213~230
10章 経営全般に関する指標 P231~251

<掲載企業>
1章から10章まで各章では10の項目になっています。各指標には全国の実例をもとにした解説がついています。
伊那食品工業、阿部長商店、長岡塗装店、障がい者つくし更正会
オリオン機械、ユー・エム・アイ、未来工業、
アドバンテイク・レヒュース、クーロンヌジャポン、珈琲館、協和
菓匠Shimizu、都田建設、さくら住宅、ウインテック
阿蘇製薬、東海バネ工業、メーカーズシャツ鎌倉、いなげや
でんかのヤマグチ、昭和測器、島根電工、神戸ダイハツ
柏屋、徳武産業、スワニー、と和、清川メッキ工業
Mランド益田校、マコセエージェンシー、ル・クロ、四国管財
西島、高齢社、小松製菓、ビースタイル、日本理科学工業
クラロン、ラグーナ出版、德倉、京丸園、ツムラ、富士メガネ
櫻井精技、ウインローダー、竹屋旅館(ホテルクエスト清水)
西精工、日本レーザー、トコロ、さんびる、特殊衣料
川越胃腸病院、バグジー、ヘッズ、武蔵境自動車教習所
沢根スプリング、ネッツトヨタ南国、コンテンツワークス
エイチ・エス・エー、ライブレボリューション
アクロクエストテクノロジー、中村ブレイス、日本食研
サイベックコーポレーション、きのとや、チャットワーク
大和信用金庫、六花亭製菓、樹研工業、柳井電機工業
ビジネス情報テクニカルシステムズ、沖縄教育出版、大谷
壱番屋、吉田時計店、たこ満、エフピコ、スギ製菓
ジャパンマテリアル、幸伸食品、久保田オートパーツ
巣鴨信用金庫、ふくや、鐘通、パン・アキモト
LFC、柳月、清月記、中央タクシー、鍋屋バイテック
ファースト・コラボレーション、マルハチ村松
エーワン精密、日本植生丸吉日新堂印刷

<まとめ>
この100の指標を広く世の中に広めることで、その企業に関わる多くの人々の幸せ創造に役立てていただくことを目指しています。客観的に自社の現状を知ることができるだけではなく、今後の具体的な方向性が明確になります。
1社でも多くのいい会社を志向する皆さまにお読みいただきたい本です。

***補足***
この投稿では2012/4~2018/3までの6年間法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室で経験した【いい会社視察】・【プロジェクト】・【授業で学んだこと】を中心に、毎週火曜日にお届けしております。少しでもお読みいただく皆さまのお役に立てれば嬉しい限りです。個人的な認識をもとにした投稿になりますが、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(桝谷光洋)

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