ニッポン子育てしやすい会社(新刊紹介)

今年度開講された人を大切にする経営学会人財塾の第一期生が取り組んだ全体研究は「人を大切にする経営を実践している会社の社員は子どもの数が多い」をテーマに、現場調査を通じて実証するというものでした。(本研究の詳細については2018年2月6日のブログで紹介していますのでご参照下さい。)
この度、同研究成果が書籍として発行されますので、紹介をさせて頂きます。

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「ニッポン 子育てしやすい会社」 坂本光司&人を大切にする経営学会
全国8000社超を訪問・調査した筆者が見つけたのは「人を大切にするいい会社は社員の子どもの数が多い」という事実だった。そして、それはそのまま好業績を続ける企業群とイコールでもあった。「子育てしやすい会社」には従業員の目線で考えられた各種の支援制度と、損制度をきちんと活用できる温かな風土があった。本書に収録された51社の事例から「子育てしやすい会社、だから業績好調」の要諦をひもとく。
出版社商業界から2019年3月末に発刊予定。(予価:本体1,500円+税)
(「商業界(2019年4月号)」から抜粋・転記)
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雑誌「商業界」4月号では、4ページにわたって坂本先生の特別インタビューが掲載されているのに加えて、同書籍で紹介している全51社のうちの4社(旅館の加賀屋、辛子明太子のふくや、田村写真館、ケーキハウス ツマガリ)の事例が先行紹介されています。

今年度、本ブログの毎週水曜日は人財塾第一期生が執筆を担当し、日々の学びから情報発信をさせて頂いています。度々「やり方よりあり方」「制度よりも風土」が大切だと実感したことを塾生それぞれの視点でご紹介してきました。我々塾生は、この「ニッポン子育てしやすい会社」の執筆に向けた調査を通じても企業風土がいかに大切かを実感しました。人を大切にする経営を学びたい全ての人に読んでいただけましたら幸いです。

人を大切にする経営人財塾 松久知美

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