「人を大切にする経営」へできることからの変化

 みなさんこんにちは、岐阜から投稿させて頂きます。エイワ商事の長野です。
 経営大学院人財塾に、2年目もお陰様で入塾させて頂けました。
今年は「人を大切にする経営」をすでに行っておられる様々な経営者の皆様から事業の在り方とその事例、実践状態をより深く学びながら、自らの事業経営へリアルに実践することに集中致します。潤い(=確かな儲け)があってこそ事業が成立することはいうまでもありませんが、現況が決して思わしくなくても、先ず自分の会社で出来ることから実行すると考えるように、お恥ずかしい限りですがようやく至りました。
 それまでは、事業の収支以上の豊潤な利益を経た向こう側に人本経営があるように頭のどこかで考えがちであり、すっきりとしないままでした。
 しかしながら昨年の秋以降、先ずは出来ることからという考えが非常に強くなり、まだまだ自らの会社における取引状況上と諸環境では、収支の合う経営と最終利益にいつも神経を使う日々が続くなか、やる気で着手して参りました。
 その1つは自社内での「勉強会」の開催です。
 その内容は人財塾で学んだことを自分なりに咀嚼をした上で解釈した図解入りの説明書、社内プレゼン書を作成して発表することを始めました。
 エイワ勉強会と称し、経済動向と自社の在り方、その大本の心の在り方を中心に人材塾での講師のみなさまからの学びと坂本先生からの「人を大切にする」ことをべ-スに下記の様に行っています。

 ●中心メンバー  30歳代(30~35歳)従業員  ※参加したい人は随時参加可能
 ●べ-ス資料   「人を大切にする会社」関係の書籍
            人財塾諸資料からの社内プレゼン書
           (坂本先生からの)涙の出る話のコピ-配布
            経済書籍/おとなの教養とマナ- 2冊
          1.事前配布して予読してもらう
          2.各自で決めたテ-マに沿って順に社内で発表してもらう
            (発表者は自主的にテ-マを決められるようにする)

 まだ着手して日が浅いためこれからではありますが、以前は社長が司会または長をしてきたことから特に30歳代の従業員を主体に発表することを次第に増やしました。
 いまではサ-ティ-ズ(30’s)と呼ぶような4名のメンバーが主役となり運営しています。
 ここ最近は、こうしたことが発端となり、会社の問題点や取引先からの無理な外圧に加えて会社の一大事に至る取引先からの要求に対して、従業員が中心となり一丸とまとまりを見せるようになってきました。限られた文面では伝えにくいのですが、一昨年からの変化として感じられるのは、危機感の共有から改善へと即座に対応するようになったこと、社員パ-トスタッフの多くに自主性からの行動が増えてきたこと、また共に書籍等を読み合うことを楽しみに、もっと勉強したい!と言われるようになって参りました。
 如何に「人を大切にする経営」を実践するかについては、まだこれからであります。
 舌足らずかもしれませんが、主体は社長たる私(長野)から従業員へ実践して参ります。
 誕生日祝いケ-キ、有給休暇の取得奨励、等はこれから実施する段階ですが、さらにできることから「人を大切する経営」の実践を具現していきたく、この1年を正念場として人材塾に集中して参ります。

人を大切にする経営人財塾 長野 永裕

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