日本の中小企業の経営を支える会計事務所の奮起を期待したい。

日本の中小企業の経営を支える会計事務所の奮起を期待したい。

2014年に法政大学大学院 坂本 光司ゼミに入学したが1年生の時からゼミ生の複数の経営者の先輩から定年退職まで36年間TKCに勤務した私にTKCの会計事務所に依頼しているが不満を持っていると言われた。理由は分からなかった。
*会計事務所業界ではTKCの会計事務所が勉強しているので先進的と言われた時期もあった。

3年半前に修士論文「東海4県下の日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業の社長は会計事務所に何を求めるか」を執筆した時に分かった。TKC在職中には経営者が会計事務所に不満を持っている割合が70%程度だった。論文執筆時は80%、現在は90%だと思う。

最近、ピ-タ-の無能力ラインの法則を知った。勉強・成長していない会計事務所は、関与先に悪影響を与える腐ったミカンと私は表現している。
1年生の時に「日本でいちばん大切にしたい会社がわかる100の指標」をゼミ生の一人として執筆した。42番目の「経営者は社内の誰よりも勉強家・努力家である」は会計事務所が勉強していないと勉強している経営者は不満を持つ。
勉強している・成長しているか否かはスポ-ツの世界では、はっきり現れる、プロ野球のセリ-グの上位3球団と下位3球団はしかり。

倒産する企業は結局トップが勉強・成長していなかった結果だと思う。

税金、税務署、税務調査があるから嫌々やむをえず会計事務所に依頼している経営者が90%いると思う。

2030年には税理士、会計事務所の業務が90%以上なくなると言われている。私は90%以上の会計事務所が消滅すると思う。甘かった業界の結果に過ぎない。

勉強・成長している10%の会計事務所と巡り会った経営者は幸せだと思う。
この10%も5%へと向かっている感じもしている。

「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎

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