『覚悟』・『本気』

愛媛県で小さな製造業を営む、EMBAプログラム人財塾3期生の竹中健造と申します。

先日、千葉商科大学 学長より中小企業人本経営EMBAプログラムの履修証明書と学会の会長 坂本先生よりプログラム修了証を郵送にて受取りました。
EMBA履修面接を受けた頃の平穏な日常から、開校時には対面授業が受けられない環境へ一転、とうとう一年間一度も先生方や同期のメンバーとも顔を合わす事がないままに終了してしまいました・・・。私は、講義も楽しみでしたが、やはり一番大切にしたかった事は、講義後の飲みニュケーションや講義では得られない時間、画面越しでは感じられない、人の温かさや表情、熱量から出来上がる人とのつながり絆でありました。いつか新型の感染症が終息した暁には、もう一度EMBAにチャレンジし自身不完全燃焼であった人とのつながり絆創りをしたいと思います。

さて、新年度を迎え弊社も新入社員さんが3名入社してまいりました。彼ら、彼女たちは初めての就業で不安もたくさんある中、日々、戸惑いながらも精一杯頑張ってくれています。
しかし、受け入れる側である私たち既存メンバーの準備不足や育むという気概のミスマッチがあるように感じています。少人数で日々の製造業務や営業・業務活動に追われ研修・教育が、ほぼOJTになってしまっており、研修早々に新入社員さんが小さな怪我をしてしまったり業務知識の詰め込みすぎで自信を無くしたりと色々な問題が現れております。
坂本先生の講義で学んだ中に、余裕のある人員の必要性を感じ実践実行してみましたが、私の器の小ささでしょうか一朝一夕にはいかないないですね~。

EMBAで様々な『人を大切にする』企業を学びましたが、講義では上手くいった良い所のみがクローズアップされ私もそれらに感化され直ぐに取り組み社内に取り入れたことも多数あります。しかし企業は一つとして同じ企業は無く、業務内容・育った年月・環境・文化も違うため、他社の良い事例も自社には、そのままでは合わない事も多くあるなと感じています。本当は、紆余曲折・右往左往しながら良い事例になった経緯があると思っています。
だた、共通として言えることは、社長(リーダー)の『覚悟』・『本気』だと思います。私は、『できれば言いたくない』とか、『時が経つのを待ってしまったり』という弱い人間であります。EMBAのプロジェクト研究発表のサンプリングとして社内でアンケートをしました、社員さんにはそんな私のダメな所はお見通しという結果を知る機会を得ました。
中小零細企業では、社長は、営業・製造の一般業務から財務・経営とオールマイティーに『覚悟』を持って『本気』で、全ての出来事から逃げては行けない。なぜなら、働いてくれている社員さん、その家族の皆さん・仕入先さん、協力会社さん・販売先さんの幸せと地域社会への恩返しで得られる、自身の喜びなのだと思います。

こんな私ですが、人を大切にする経営学会を通し、これから精進しながら、『覚悟』・『本気』を磨いていきたいと思いますので厳しくご指導お願いします。

EMBAプログラム人財塾3期生 竹中金網株式会社 代表取締役 竹中健造

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