安心して働くということは

人財塾3期を受講させて頂きました、小林と申します。
私も小さいながら、会社の経営をさせてもらっています。

講義を受けて様々な経営者の講師の方のお話を聞く中で、自分は一緒に働いている仲間と、もっとコミュニケーションをとることが必要だと感じ、意識してその時間をとるようにしてきました。ですが、どうも緊張した空気感が抜けきれません。ふと頭に浮かんだのが、みんなは安心して働けているのだろうか?ということでした。

待遇の面については、一応合意も得ているというところで一旦さておいたとして、ここでいう「安心」は、心理的な安心を指します。社内は基本的に笑いも多く、一見和やかなムード。でも、あれ?皆が「安心している様子」とはなぜか言い難い。

そんな折、心理的安全性という言葉に出会いました。

Googleの調査では、この心理的安全性が高いチームほど離職率が低く、収益性が高いのだとか。さらにインターネットで調べてみると、チームの心理的安全の4つの因子は「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎(個性の発揮)」が鍵になるのだそうです。この要素、どこかで聞いたような…?と思って人財塾の講義中のメモを見返したところ、従業員を大切にする取り組みの中で紹介された、人が幸せを感じる4つの因子「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「あなたらしく」と随分共通しているではないですか。

お互いに安心し合える関係性の土台があるということは能率が上がるだけではなく、個人の幸せにもつながるのだなと思いました。印象的なのは、両者に「挑戦」「やってみよう」という、ややリスキーな言葉が含まれているということです。挑戦できる文化というのは、失敗も挑戦の証として歓迎されるということでしょうか。自分の失敗も、仲間の失敗も、そんな風に見ることができていたかなと振り返っては、反省することが多々ありました。この場なら安心して発言できる。ここでなら安心して挑戦できる。私たちが学んだ「人を大切にする」ということは、日々の身近なやり取りにこそ生まれてくるのだなと思います。

これからちょっとした転換期を迎えるわが社ですが、心を新たにそんな職場づくりを目指していきたいと思います。

それでは、みなさんが今日一日、笑顔で、楽しんでお仕事ができますように。

人財塾3期生 / 企業組合We need 小林園子

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