EMBAからの学び

昨年4月から会社からの薦めで本講座を学ばせて頂ける機会を頂きました
管理職ではありながら、経営やマネジメントを真剣に学ぶことがなかった私にとって、「人を大切にする経営」について予備知識も当然なかった為、どうしても経営学というと○○理論とか○○戦略とか○○の法則といった自分自身もあまり体感出来ていない『やり方』(手法)のイメージしかなく正直小難しく自分が吸収できるかなという不安が受講前に付きまとっておりました。思いとは裏腹に、講義については各先生方の実体験をベースとした経験からの学びを伝えて頂く内容となっており、血の通った講義内容に初回講義から私の懸念は払拭されました。

私自身は、組織をけん引する立場でありながら毎日スタッフ各人や自身の出来ない事ばかりが目に入り、執着し、ヤキモキしていましたが、講義や合宿等での企業訪問を通じ、
徐々に思考の変化として、『あり方』に皆で近づく為にどうすれば良いかを考えるようになりました。(おかげ様でヤキモキも随分影をひそめるものとなりました。)

ゼミの中で、5方良しの経営として、働く人々の幸せや喜びを第一優先とし、みなさんが誠心誠意・一生懸命取り組んでおられることを深く感じる事が出来たおかげかと思います。

そしていつしか自分自身もそうありたいと思う事が出来るようになったことが

一番の心の変化であったと思います。

個人研究ではそのことを痛感し、社内の仲間がどう感じているのか、どうすれば楽しくいきいき働くことが出来るのかを浅い考察ながら意識する事が出来ました。

次年度弊社はベトナム進出を計画しており、

それに先駆け今年初めからベトナムからの留学生がインターンとして入ってきています。
4月から正社員として採用します。

毎週水曜日の昼食時間に留学生を講師とし、ベトナム語講座を有志にて開催しています。

参加率は原則全員参加の全社会議より多いかもしれません。

多分、皆がベトナムに研修旅行に行けると錯覚しているのでしょう。

ただ、そんな温かく前向きな社風・風土を今まであまり感じることがなかった為、

大きな変化だと感じています。5年後に全社的にベトナム研修に行くことが

私のミッションの一部として組み込まれました。


ゼミでは毎回の講義の中で感動エピソードの輪読があり、
『人のやさしさは涙の量に比例する。』
入学当初はあまりその意味が分からなかったものの

この言葉がいつしか自分の中で当たり前に感じられるようになれたことが

自分自身にとってかけがえのない財産になりました。

坂本先生 各先生方 運営の方々 本当に本当にありがとうございました。

人財塾4期生 株式会社空間デザイン 坂尾圭亮

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