No205 過去の受賞企業から ~第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞より~

今回は2011年5月16日に発表のあった第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞の受賞企業の紹介とその中から印象に残ったホームページをご紹介致します。

<第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞 7社>

経済産業大臣賞   未来工業株式会社 岐阜県 https://www.mirai.co.jp/

中小企業庁長官賞 株式会社日本レーザー 東京都 https://www.japanlaser.co.jp/

実行委員長賞 株式会社大谷 新潟県 https://www.p-otani.co.jp/

審査委員会特別賞 東和組立株式会社 岐阜県 https://towakumi.co.jp/

審査委員会特別賞 有限会社おづつみ園 埼玉県 http://www.ochanoko.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社能作 富山県 https://www.nousaku.co.jp/

審査委員会特別賞 新江州株式会社 滋賀県 http://www.shingoshu.co.jp/

審査委員会特別賞 株式会社福島屋 東京都 https://www.fukushimaya.net/

<印象に残ったホームページ>

株式会社大谷さんのホームページには、取締役会長;大谷勝彦氏の『私の人生観・経営観』が載っています。この文章は特に印象的です。

私たちは働くことによって二つの報酬を得ている”という書き出しで始まる文章は、現代を働くこと・生きることについて思いを深くすることができます。

顧客満足度の前に従業員満足度があることや経営者の役割を明確に語っています。

全文記載したいところではありますが、copyrightがありますので是非、一度アクセスしてお読みください。

一般的に企業のホームページには経営者の言葉が載っていますが、写真つきであったり、定期的に内容を更新していたり、経営陣全員がのっていたりとさまざまです。

ある時価総額上位200社の上場企業を対象とした調査では、

 『会社のホームページに社長と役員の写真がのっているか、載っていないか』

によって株価に明確な差があったと言います。基準年を100として4年後で比較した場合、社長と役員どちらの写真も載っていない場合は107にしかならず、どちらも載っている場合は166だったそうです。

もちろんいっときの株価の高低に大きな重要性を見出すべきではないと思いますので単なるご参考です。しかし、企業が経営者の写真つきでその言葉・思いを載せることは、もっとも重要な情報発信だと言えます。

企業のホームページは、企業にとって大切な社員の可能性が無限なように、まだまだ活用できるのではないかと思います。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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