ヒルトップと東海バネ工業の共通点5つ

26日に道頓堀ホテルで開催された人を大切にする経営学会、関西支部フォーラムにズームで参加した。

初めての方はホテルの外観を見て圧倒されたようだ。


人に優しいものづくり、関西と言うより世界に羽ばたくヒルトップと東海バネ工業の共通点5つを挙げたい。ものづくりだけでなく全ての業種業態のお手本になる。

1.マグレガーのX理論Y理論を企業の目的とすると、

X=売上やシェアを高めたり、ライバルを打ち負かすのが企業の目的とし、人、もの、金を経営資源と捉える。
Y=人を幸せにすることが企業の目的とし、人人人を経営資源と捉える。東海バネ工業は人財の確保の為に伊丹市から豊岡市に移転した。豊岡市は京都から特急で2時間10分かかり自然が豊かだ。地元の少年少女を工場見学に招いている。


2.オンリーワン

下請け孫請けから脱却する為に少量多品種、オーダーメード、数年に1回の注文でもデータベースがあり適正な価格で提案する。

お客様企業は、社員がやりたい会社、やりたい仕事(しか)受けないので適正価格、納期を守れる。オンリーワンで競争せずに戦わずして勝てる。


3.苦労している

ヒルトップ、聾唖の兄を幸せにするために創業した会社、副社長は火事に遭い大火傷になり亡くなっても不思議ではなかったが、お天道さまが創業の想いに超創造的破壊能力を与えてくれたのだろう。お兄さんの職人技は黄綬褒章を受賞されている。

東海バネ工業、夏目社員の実家は倒産し渡辺顧問が、女房や小さな子の為にも働けといわれた。創業者は渡辺顧問を4年間口説いたが落ちなかったが渡辺さんのお母さんに泣きつき落とした。

師匠の坂本光司先生、正しい経営(人に優しい経営)は滅びない。


4.数年毎にジョブローテーションを行う。誰もが全部門を経験するので、部門とか社員社長との垣根がない。

関西学会で質問があり、翌日、浜松では夏目社長が講演されたが、ジョブローテーションの質問があった。誰も失敗はあるが当たり前お互い様風土があるので出来ると思う。両社とも心身共に余裕がある。勤務時間中にはくつろげる時間もある。

5.人財の採用

理念採用等言われるが私は応募者とトップが相性、価値観が合うかだと思う。

トップが会社説明からやり、社員の意見も参考にしトップが最終決断する支部長の大阪市の天彦産業の樋口社長のやり方が良いと思う。

坂本先生と300社以上訪問させていただいたが、社員と言う社員の役割と社長と言う社員の役割は月とスッポンで全く役割が異なると思う。

会社説明も社員が説明するのとトップが説明するのでは応募者へ伝わる創業の想い熱意が違う。トップが夏目社長のような規格外を落とさず採用し育っていくと思う。

私は両社共に2回訪問した。

東海バネ工業は先月で人に優しい空気感を確認した。

ヒルトップの2回目は山本副社長の愛犬豆太郎から我が家の愛犬シシィに招待され訪問した。2階に上がると多くの社員と山本副社長とカメラはシシィを歓迎してくれた。応接室には代わる代わる社員が見にきた。

シシィを見たりくつろげる環境がお客様からの課題を超創造的破壊をし解決すると思った。

良く知っていたので、山本副社長のお兄さんの話が出てから自然に涙がでた。

夏目社長の話は先月に訪問した時は丸秘と言われたが創業者と先代と同じ、女房と小さな子で涙した。

浜松では坂本先生の後方に居たが何度もハンカチを目にした。

関西学会では支部長のサプライズがあった。

9月5日と6日の人を大切にする経営学会でも登場しそうだ。

「人を大切にする経営学会」

中部支部

知野 進一郎

○後継者、最初は親に抵抗するが40歳になると感謝に変わる 仕事中心のお父さんお母さんを見ている

ヒルトップ後継者も規格外だ。


東海バネ工業

桜が咲く頃に・・・ 
When the cherry blossoms bloom… 
 
 
桜も満開となり春の訪れを感じさせる今日この頃。
4名の原石たちが仲間入りしました。
It’s the springtime of the year when the cherry blossoms bloom in every corner, this year, we welcome 4 newbies joining the company.
 
 
親元から巣立ち、社会人としての一歩を踏み出しました。
From now, they will be a part of Tokai Spring and will do their best to contribute to the company as well as the community.
 
 
まだ見ぬ可能性を秘めた原石たちは、
これから長い年月をかけて先輩職人たちと共に切磋琢磨し、
“ピッカピカ”に輝いていきます。
We strongly believe that every individual has a lot of undiscovered potential and through working and training with other senior craftsmen, they will grow over the years.
 
 
私たち東海バネ工業は“人こそが財産”
「人を育てるコト」を一番大事にしています。
To Tokai Spring, human resources and nurturing employees are very important.
  
  
寄り添って手取り足取り教える方法が“育てる”事ではありません。
And “nurturing” here does not mean that we ask them to only do exactly what they are told.
  
  
自らが先輩の背中を追いかけ、実際に自分でやってみて、実体験から身をもって学ぶ。
They will need to observe other senior employees, think and try to do the work themselves, and learn from the experiences.

先輩もその期待に応え、後輩たちへ背中で語る。
Senior employees will guide the younger ones to reach the expected levels.
 
 
お互いに成長し合える風土があるからこそ、世界から相談される“輝く職人”が産まれるのです。
By that, we can grow together, to create many great craftsmen so that we can help you clients who are troubled by springs from all around the world.
 
 
東海バネは、ものづくりもひとづくりも“オンリーワン”
And that is why we are proud to be the “special one” in the industry for our manufacturing techniques and human resources development.
 
 
彼ら彼女の将来を楽しみにしていてください。
We all looking forward to their bright future with Tokai Spring from now on.
 
 
夢にときめけ 明日にきらめけ
Let’s do our best together for the better.
  

文章:Written by:にこみ/Smiley
編集:Edit:こん平/ Kompei The Composer
写真:picture:てぃもや/Timoya
翻訳:Translate:チャニ―/Joy

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