熊澤酒造は湘南唯一の蔵元

9月18日(日)法政大大学院政策創造研究科の井上善海ゼミの日帰り合宿が神奈川県内でありました。

熊澤酒造(株) 湘南唯一の蔵元                               

明治5年の創業以来、ひたむきに日本酒を造り続けて150年。                   熊澤酒造は湘南に残された、ただひとつの蔵元です。

熊澤茂吉社長は、蔵元を単なる酒造メーカーだとは思っていません。               地域の誇りとなる酒造りはもちろん、人々がそこに集い、酒を酌み交わし、何かを生み出す磁力を持った場所。そう、地域文化の中心地でありたいと考えているのです。

そこに蔵元があることで、人々の暮らしが豊かになり、独特の文化が生まれる。
その文化は成熟し、100年、200年後にも受け継がれていくことを、社長は願っています。

築450年の古民家を移築した建物は、裏山の自然と一体となりゆっくりと時を過ごしていただけるダイニングレストランです。
敷地内で醸造している湘南ビール、酒蔵で造られた日本酒はもちろん、石窯で焼いたピッツァや自家製生パスタを楽しめます。

台風の影響で大雨だったこの日も、家族連れの満席でした。

講演で熊澤社長が熱く語ってくれました。                          「いつか、熊澤酒造があるから茅ヶ崎に移り住んできた、なんて言われるようになりたいですね。孫とかひ孫くらいの世代になったときに、熊澤酒造が地域に貢献したと言われるくらい、じっくりと醸成してゆくものだと思っています」

新しいことを受け入れながら、旧くて大切なものを伝え続ける熊澤酒造。                  日本人としての誇りを呼び起こしてくれる場所と人に触れることができました。         (人を大切にする経営学会会員:根本幸治)

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