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静岡県セイブ自動車学校(浜松市)は、ブラジル人の教習指導員を採用し、ポルトガル語での運転免許教習を行っている。きっかけは、早川和幸社長(71)が浜松の街で見かけた、若いブラジル人たちの姿だった。

 ――2006年から、ポルトガル語による教習を実施しています。
 「JR浜松駅前に行くと、昼間からコンビニの前に座り込むブラジル人の若者たちがいた。目的もなく彼らがいるのは、仕事が無いからだ。ハローワークの所長と話すと、彼らは運転免許がないという。日本語が話せない、読めないというのなら、うちで環境を整えようと思った」

 ――浜松のような地方都市で暮らすには、運転免許は必要不可欠ですね。

 「工場で働く場合、派遣会社が通勤の面倒も見てくれる。ただ、雇用は不安定だ。運転ができれば、サービス業や運送業など、選択の幅が広がる。お金がたまり生活にゆとりができれば車を買い、生活がもっと豊かになる。落ち着いて働ける好循環にもなる」

 ――講習はスムーズに立ち上がったのですか。
 「05年に2人の日系ブラジル人を採用したが、まずは資格を取らなければいけない。もちろん日本語ができるが、資格試験には論文もある。頭で理解していても、ニュアンスまで伝える文章を書くのは大変。合格には少し時間がかかった。今はポルトガル語で教えられる指導員3人と、事務職員1人を雇用している」

 「また、免許取得のための公安委員会の学科試験は当時、日本語と英語しかなかった。ポルトガル語の講習で理解できても、試験でつまずいてしまう。公安委員会に陳情し、12年にようやくポルトガル語での試験が実現した」
 ――ポルトガル語での講習は、経営にはプラスなのですか。
 「少子化で教習所の経営は厳しい。うちは受け入れている年間約4200人の生徒のうち、ブラジル人が400人ぐらい。1億円ほどの売り上げになる。家族やコミュニティーの口コミで来てくれる。春休みなど学生が多い繁忙期にこだわらないので、非常にありがたい」(聞き手・大平要)
     ◇
 高校講師を経て、自動車教習所勤務。2000年、経営破綻(はたん)した教習所を引き継ぎ、静岡県セイブ自動車学校を設立する。現役大学院生として、外国人労働の問題を研究中。「外国人を正社員にして育て、熟練技能を引き継ぐ必要がある」

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