「インプットとアウトプット」

人財塾5期生の金子昌樹と申します。

人財塾は、実践と理論の両面から学ぶことができる唯一無二の塾ではないかと思います。

最終講義を終え大事だと思うことは、よい実践ほど理論的なものはないということです。理論ばかり学んでいても行動へ移さなければ何もしていないことと同じです。一方で何も考えず実践(数字)ばかり目を向けていると衰退する一方です。両面があってこそ、人を大切する経営へつながると思います。

1年間、小さいことでも理念を落とし込んで行動するということを目標に講義を受けています。私は人財塾で学んだことを自社メンバーへアウトプットすることに力を入れています。毎月人財塾へ行かせて頂いている間、社内では仕事のフォローやサポートをしてくれるメンバーがいます。そのメンバーにお返しとして、どういう学びをしてきたのか共有する必要があります。学びを通して自社ではどういう面が良くて、どういう面が足りないのか落とし込み、2カ月に1度、社員へプレゼンをします。すぐに効果は出ませんが、会社の風土作りの一環にもつながれば良いと思います。

またあり方の中に「いい風土」というキーワードがよく出てきます。社長が作るものではなく社員が作るものだと考えています。助け合う風土、学び合う風土、いい土壌が出来上がっていればやり方の繰り返しでどんどん良い方向へ進んでいきます。社員同士お互い様精神ではございませんが、事例として出てくる会社様はそこが共通しています。多くの学びがある中で、社内の雰囲気が良くなるように、「目を見て挨拶をする」、こちらからの「声掛け」を意識していきます。

 弊社は創業19年目になります。私が入社したのは6年目の年になります。当時と今を比較すると確実に働きやすい会社になっています。新しく入社する方は今の状況が「あたりまえ」になっているような気がします。あたりまえになると、感謝の気持ちが薄くなります。あたりまえの組織に溺れないように日々理念を浸透していきます。理念:約束・継続・感謝!

 最後になりますが、同期との出会いに感謝しています。毎月同期メンバーと会うだけ元気を頂いていることに気付きました。それぞれの地で活躍している話を聞くと嬉しいですし、自分自身のモチベーションが上がります。6期生へバトンタッチになりますが、ここで終わるのではなく、ここからが新たなスタートとして人を大切する経営を学んでいきます。

人財塾5期生 株式会社グッディーホーム 金子 昌樹

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