社員の幸せ

社員の幸せを願う!人を大切にする経営者の思いはここにあると思います。

「幸せ重視経営」とは、まさに「企業に関係する人々の幸せこそ、最優先・最重視する経営のこと」です(人を大切にする経営学用語事典「幸せ重視経営」P47,48)。

もっとも、何を幸せとするかは人によって様々です。「幸せ」というのは、よく言われているとおり、求めると逃げていってしまいます。

幸せの青い鳥のように、「幸せ」とは直ぐ近くにあるものであって、皆それに気がついていないだけです。

先の用語事典では、日本理化学工業株式会社の大山泰弘さんが禅宗の僧から聞いた話として、「人間の究極の幸せは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされることの4つ」であり、働くことによって、「褒められること」「人の役に立つこと」「必要とされること」の3つは得られるとしています。

しかし何よりも重要なことは、社員本人が「幸せ」に気がつくことです。

経営者や上長の役割は、社員本人が「幸せ」に気づけるような仕組みや行動を行うことです。

サンキューカードは、「人の約に立つこと」に気づかせるきっかけになります。

お誕生日会は、「あなたは必要とされていること」を表現しています。

「親孝行手当」(用語事典P237)、「家族参加のイベント」(同P239)、家族招致旅行(同P240)、「家族手当」(同P241)、家庭の日制度(同P242)などの諸制度は、社員が家族から「褒められ」たり、「必要とされたり」することを招きます。

そして何よりも大切なことは、経営者が社員に対して、いつも感謝のことばをかけることだと思うのです。

目の前に幸せがあっても気が付かないのが人間です。ですから、これらの制度や感謝のことばを通じて、その気付きを会社が意識的に与えることも合わせて実行することが求められます。

(学会 法務部会 常任理事 弁護士 山田勝彦)

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