No406『株式会社九州タブチ(鹿児島県霧島市)』第15回(2025年3月)受賞企業ホームページから
今週は「第15回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞企業のホームページを拝見して印象に残った掲載内容やコンテンツを紹介します。
https://ai120nbjo5.smartrelease.jp/
株式会社九州タブチ(鹿児島県霧島市)さんは審査委員会特別賞を受賞されました。
トップメッセージで社長の言葉があるように、社員一人一人が主人公だということが同社のホームページから伝わってきます。
●概要
社名 株式会社九州タブチ
業種 一般機械器具製造業
業務概要 給水システム関連商品の開発・製造
設立 昭和45年4月
資本金 5,000万円
本社・上野原テクノパーク工場 鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク11番8号
霧島工場 鹿児島県霧島市国分敷根120番地
役員
代表取締役会長 田渕 宏政
代表取締役社長 鶴ヶ野 未央
従業員 170名(男125名・女45名)
年商 40億円(平成29年度実績)
製造品目 給水栓・止水栓・仕切弁・水道配管用継手水道メータユニットなどの開発・設計・製造
●トップメッセージからの抜粋
トップメッセージには、鶴ヶ野社長の写真とともにメッセージが印象的でした。
“「九州タブチは変わった」と、言われます。確かに10数年前と比べると、別会社と言えるほど、180度の変化をしました。
一念発起して、全社を挙げて目指したのは、自主自立の企業風土をつくることです。社員は担当業務の主人公であり、現場を一番よく知るプロです。経営者が課題に気づき、その指示で動き出すのでは、時代の変化に追いつけません。暑さや寒さの対処を自分たちの判断で当たり前のこととしてするように、社員一人ひとりが、周りの変化を感じながら、自ら考え、自ら行動する企業になろうと、さまざまな機会を通して、さまざまなカタチで取り組んできました。決して平易な道のりではありませんでしたが、それでも私たちは少しずつ変化していきました。やがて地に足がつき、それぞれ自立できるようになっていきました。”
●フィロソフィーからの抜粋
会社情報のページには、まず初めにフィロソフィーが紹介されています。
「私たちが九州タブチです」と題して3つあります。
・プロとして向き合います。
“社員一人ひとりのプロ魂”、“鋳造のプロとして、機械加工のプロとして、組み立てのプロとして、マネジメントのプロとして(中略)仕事と向き合っています”
・自主自立を第一とします。
“すべての社員が職場の主役となり、自立して働く姿こそ、企業本来の在り方”
“例えば、考動することへの転換。社員一人ひとりが、周りからの指示でなく、自ら考え、自ら行動できるよう心掛けています”
・家族のように繋がります。
“精魂を注ぐ製品づくりと同じくらいに、大切にしているものがあります。家族的な企業風土と社員の絆です”
“サポートが必要な人を、当たり前のこととして、同じ社員がサポートする”
“。社員みんなでつくる家族のような強い絆が、私たち九州タブチをより強くします”
●九州タブチのものがたりより
このページでは特徴的な社員さんのお話が写真とともに掲載されています。
【親子で九州タブチ】【夫婦で九州タブチ】【家庭と九州タブチ】【始まったばかりの九州タブチ】
特に【親子で九州タブチ】では、父と子が同じ製造部の機械課で働く様子が語られていてとても印象的でした。
●九州タブチのシゴトより
このページでは5つの部署の仕事について、その部署に所属する一人にフォーカスをして紹介しています。
【鋳造のシゴト】【加工のシゴト】【組立のシゴト】【管理のシゴト】【開発のシゴト】があり、それぞれとても読み応えがある内容です。そして一人一人の思いが伝わる、そんな内容です。
●最後に
株式会社九州タブチさんのホームページは、一つ一つの言葉に強さがあり活きていると感じます。
情報量は多くはありませんが、とても完結で、ストレートにメッセージが伝わってきます。
社長のメッセージの最後にこのような記載があり、読んだ時点で仲間意識がうまれるような感覚になりました。
“社員一人ひとりが、そしてこれから社員となる皆さんが、どう考え、どう行動し、どんなカラーに会社を染めていくのか そしてお客様をはじめとするすべての皆さまに、どんな九州タブチをお見せすることができるのか 私自身、とても楽しみにしています”
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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