2024年のご挨拶

新たな年を迎えて5日目となりました。昨日から仕事始めを迎えられたところも多いと思います。本年もよろしくお願い致します。  さて、2024年といえば、働き方改革関連法による物流業界への時間外労働上限適用問題が気になるところ… 2024年のご挨拶 の続きを読む

「ずる」とお天道様

いよいよ年末となりました。年末に気持ちよく1年を終えたいという12月、また新たな不正が報道されました。今度はダイハツです。大手企業の不祥事が相次ぐ日本は本当に心配になります。ダイハツは、責任は現場ではなく、経営陣にあると… 「ずる」とお天道様 の続きを読む

「心もち」を大切にする

いい会社に訪問させて頂くと、経営者の方がとても気安く社員一人一人に声がけをする場面を拝見します。 「おう、がんばってるか?」「体調はどうだ?」「お子さんの風邪は治ったかな?」社員一人一人の状態を見ながら声がけをします。社… 「心もち」を大切にする の続きを読む

「一所懸命」と「一生懸命」

多分、子どもの頃から使っているのは一生懸命であろうと思います。 大人になってから一所懸命という言葉があるのを知りました。 一所懸命とは、武士が1つの領土を命がけで守ることが元々の語源であり、その後所領という考え方がなくな… 「一所懸命」と「一生懸命」 の続きを読む

企業の社会的貢献とは

今年の不祥事のトピックとなったBM社ですが、その経営理念をみると次のようになっているそうです。 「一、常にお客様のニーズに合ったクオリティの高い商品、サービス、情報を提供する 一、目標利益を確保して会社を存続発展させる … 企業の社会的貢献とは の続きを読む

「お客様は神様です」から「お客様は大切な人です」の時代へ

「理不尽な値下げ交渉には一切応じない!」株式会社さくら住宅相談役の二宮生憲さんの創業以来の徹底した方針です。まだ「カスタマーハラスメント」という言葉が世の中に出る以前から、二宮相談役は社員を守るために、この方針を貫いてき… 「お客様は神様です」から「お客様は大切な人です」の時代へ の続きを読む

全ての社員にインテグリティを

最近、会社ぐるみで保険金の不正請求をしたり、公の樹木を伐採していたり、100年以上の歴史ある関西のエンターテイメントグループ内で陰湿なイジメがあったなどという報道が続いています。日本社会の劣化が気になるところです。 10… 全ての社員にインテグリティを の続きを読む

多様な働き方時代の就業規則と労働契約

就業規則には労働契約における「定型約款」的な性格があります。  労働契約法7条には、「使用者が合理的な労働条件が定められている就業規則を労働者に周知させていた場合には、労働契約の内容は、その就業規則で定める労働条件による… 多様な働き方時代の就業規則と労働契約 の続きを読む

就業規則は組織に従う

たまにお客様から「○○の件は、うちの就業規則のどこに書かれていますか?」と質問されることがあったり、また就業規則に書かれていないことを社内で実施してしまい、その結果、問題になるケースがあったりします。 どうも就業規則が会… 就業規則は組織に従う の続きを読む

コンプライアンスからインテグリティの時代に

コンプライアンスとインテグリティは、いずれも外来語であり、明確な定義はないと思います。一般的にコンプライアンス(Compliance)といえば、法令遵守、社会規範(社会のルール)の遵守という意味合いが強い言葉です。これに… コンプライアンスからインテグリティの時代に の続きを読む

いざという時の在り方

もう20年以上も前のことだと思います。 産科医の診断ミスによって胎児を亡くされたご夫婦からの相談がありました。 当時は、まだ現在のように医療事故訴訟はあまり頻繁に行われておらず、特に産科の医療事故は、証明がとても難しく困… いざという時の在り方 の続きを読む

「日本活性化プロジェクト」は違法か?

昨日(2023年10月18日)、ヤフーニュースにて、「タニタが6年前に始めた社員のフリーランス化『日本活性化プロジェクト』の今」という記事が載っていました。 タニタが2017年から希望者を対象に、社員が退職して業務委託契… 「日本活性化プロジェクト」は違法か? の続きを読む

国連「ビジネスと人権」作業部会の声明の影響

国際連合人権理事会の「特別手続き」の中に、ビジネスと人権の作業部会が設置されています。その作業部会の調査が2023年7月24日から8月4日にかけて行われました。この時は、J事務所の性被害の事件がクローズアップされており、… 国連「ビジネスと人権」作業部会の声明の影響 の続きを読む

コンプライアンスの在り方

坂本光司先生は、常々「判断に迷ったら、正しいか、正しくないかで決断しなさい」とおっしゃっています。  しかし多くの現場ではそれに徹することがなかなか難しいと思われています。  人を大切にする経営をしようと心がけていても、… コンプライアンスの在り方 の続きを読む